2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級) 過去問
2021年5月
問84 (実技 問84)

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問題

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)試験 2021年5月 問84(実技 問84) (訂正依頼・報告はこちら)

沼田家のキャッシュフロー表の空欄[ イ ]に入る数値を計算しなさい。なお、計算過程においては端数処理をせず計算し、計算結果については万円未満を四捨五入すること。
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  • 319万円
  • 365万円
  • 400万円
  • 411万円

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この過去問の解説 (3件)

01

【正解3】

 

(イ)に入る金額は、1年後の金融収支残高となり、基準年の金融収支残高238万円を変動率1%で運用した金額に年間収支を加算して算出します。

 

1年後の金融収支残高は、238万円×1.01=240.38万円

1年後の年間収支は、年間収入ー年間支出=546万円ー386万円=160万円

 

よって、1年後の金融収支残高は、

240.38万円+160万円=400.38万円→400万円(万円未満四捨五入)

 

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02

本問は、キャッシュフロー表における金融資産残高を求める問題です。

金融資産残高は、前年からの運用による増減と年間の収支を反映して算出します。

選択肢1. 319万円

不適切

選択肢2. 365万円

不適切

選択肢3. 400万円

適切

前年(2020年)の金融資産残高は238万円とされており、これに1%の変動率を乗じて運用による変動を反映します。

238万円 × 1.01 = 240.38万円(変動後の金融資産残高)

次に、該当年(2021年)の収入合計から支出合計を差し引き、年間収支を求めます。

546万円 − 386万円 = 160万円(2021年の年間収支)

最後に、変動後の金融資産残高と年間収支を合算して、2021年末時点の金融資産残高を算出します。

240.38万円 + 160万円 = 400.38万円

選択肢4. 411万円

不適切

まとめ

金融資産残高の計算では、前年の残高に変動率を適用した後、その年の年間収支を加える手順で求めることを確認しておきましょう。

端数処理は最後に行うのが原則です。

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03

正解は 3 です。

 

将来の金融資産残高の算出手順は下記のとおりです。

 

①前年の金融資産残高 × 変動率 = 変動した金融資産残高

②求める年の収入合計 − 支出合計 = 求める年の年間収支

③変動した金融資産残高 + 求める年の年間収支 = 金融資産残高

 

本問の場合の計算式は、下記のとおりです。

 

①238万円(前年の金融資産残高)× 1.01(変動率)= 240.38万円(変動した金融資産残高)

②546万円(求める年(2021年)の年間収入)− 386万円(年間支出)= 160万円(求める年の年間収支)

240.38万円(変動した金融資産残高)160万円(求める年の年間収支)400.38 ≒ 400万円(求める年の金融資産残高)

参考になった数0