FP2級の過去問
2021年5月
実技 問90

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問題

FP技能検定2級 2021年5月 実技 問90 (訂正依頼・報告はこちら)

健司さんは、勤務先の会社を通じて加入する団体定期保険(任意加入型)について、FPの福岡さんに質問をした。福岡さんが行った団体定期保険(任意加入型)の一般的な説明として、最も不適切なものはどれか。
問題文の画像
  • 「一般に、従業員本人とともにその家族も加入できます。」
  • 「保険料の支払いは、一般に給与天引きとなります。」
  • 「申込みに際しては、会社の健康診断書データの提出が必要です。」
  • 「1年ごとに更新を行うため、契約内容の見直しを毎年行うことができます。」

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この過去問の解説 (2件)

01

【正解3】

[1]適切

団体定期保険(任意加入型)は、従業員だけでなく家族も加入することが可能です。

[2]適切

団体定期保険(任意加入型)は会社の福利厚生として扱われ、支払いは一般に給与天引きとなります。

[3]不適切

団体定期保険(任意加入型)は、加入にあたって原則として簡単な自己申告のみで加入することが可能です。

[4]適切

団体定期保険(任意加入型)の更新は原則として1年ごととなるため、従業員や家族の状況に応じて柔軟に契約内容の見直しを行うことが可能です。

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02

正解は 3 です。

団体定期保険は、全員加入で会社が保険料を負担する総合福祉団体保険(Aグループ保険)任意加入で従業員が保険料を負担する団体定期保険(Bグループ保険)の2つに分けられます。

本問は、団体定期保険(Bグループ保険)についての出題です。

Bグループ保険は団体割引が適用された割安な保険料がメリットの福利厚生制度です。

1.適切です。

Bグループ保険は、従業員・役員本人とその家族も加入できます

2.適切です。

Bグループ保険の保険料は給与天引きです。

3.不適切です。

Bグループ保険は、契約者である法人が、従業員に対して定期健康診断を実施する義務を負っています。

そのため、個人による健康診断書データの提出や医師の診断などは必要なく、通常の告知のみで加入できます

4.適切です。

Bグループ保険は、1年更新の定期保険です。

よって、契約内容の見直しをライフステージに合わせて行うことができます。

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