FP2級の過去問
2021年5月
実技 問91

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問題

FP技能検定2級 2021年5月 実技 問91 (訂正依頼・報告はこちら)

<設例>

健司さんと梨花さんはマンション購入に当たり、夫婦での借入れを検討している。夫婦で住宅ローンを借りる場合の主な組み方について、借入希望先の銀行からもらった下記<資料>の空欄[ ア ]~[ ウ ]にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。なお、住宅借入金等特別控除(以下「住宅ローン控除」という)の適用を受けるための要件はすべて満たしているものとする。
問題文の画像
  • ア:健司さん  イ:健司さん・梨花さん  ウ:健司さん・梨花さん
  • ア:健司さん  イ:健司さん  ウ:健司さん・梨花さん
  • ア:梨花さん  イ:健司さん・梨花さん  ウ:健司さん
  • ア:梨花さん  イ:健司さん  ウ:健司さん

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この過去問の解説 (2件)

01

【正解4】

住宅ローンの収入合算では、住宅ローン契約を夫婦が連帯して同一の債務を負い、夫婦で返済義務を負うことになります。

連帯保証による収入合算の場合は、契約者(主たる債務者)が支払不能となった場合に連帯保証人に返済を求めるため、団体信用生命保険への加入、および住宅ローン控除の適用を受けられるのは「契約者」となります。よって、(イ)と(ウ)は健司さんとなります。

一方、ペアローンでは、夫婦それぞれの名義で住宅ローンを契約するため、口座引き落としも契約者それぞれの名義で契約を行うため、(ア)は梨花さんとなります。

以上より、(ア)梨花さん(イ)健司さん(ウ)健司さん

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02

正解は 4 です。

ペアローンは、夫婦や親子それぞれが住宅ローンの主債務者となって借り入れる方法です。

お互いが連帯保証人となり、返済口座、団体信用生命保険加入はそれぞれの名義で契約します。

よって、ペアローンの返済(ア)は「梨花さん」となります。

なお、住宅ローン控除もそれぞれの名義人が受けられるのが、ペアローンのメリットです。

収入合算(連帯保証)は、主債務者本人と配偶者や親(または子)などの収入を合算して住宅ローンを借り入れる方法です。

この場合、収入を合算する配偶者や親(または子)は連帯保証人となりますが、主債務者が支払い不能に陥った場合に初めて債務を負うことになります。

団体信用生命保険加入・住宅ローン控除の適用は主債務者のみとなりますので、(イ)(ウ)は「健司さん」となります。

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