2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級) 過去問
2021年5月
問94 (実技 問94)
問題文
「健司さんが2021年5月に死亡した場合、梨花さんには遺族基礎年金と遺族厚生年金が支給されます。梨花さんに支給される遺族基礎年金の額は、老齢基礎年金の満額に相当する額に翼さんを対象とする子の加算額を加えた額です。また、遺族厚生年金の額は、原則として死亡した者の被保険者期間に基づく老齢厚生年金の報酬比例部分相当額の[ ア ]に相当する額ですが、梨花さんに支給される遺族厚生年金は短期要件に該当するものであるため、健司さんの被保険者期間が[ イ ]に満たない場合は[ イ ]として計算されます。なお、翼さんが[ ウ ]到達年度の末日(3月31日)を経過すると梨花さんの遺族基礎年金は失権しますが、このとき梨花さんは40歳以上であるため、以後の遺族厚生年金に梨花さんが65歳に達するまでの間、中高齢寡婦加算額が加算されます。」
<語群>
1. 2分の1 2. 3分の2 3. 4分の3
4. 240月 5. 300月 6. 360月
7. 16歳 8. 18歳 9. 20歳

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問題
FP技能検定2級 2021年5月 問94(実技 問94) (訂正依頼・報告はこちら)
「健司さんが2021年5月に死亡した場合、梨花さんには遺族基礎年金と遺族厚生年金が支給されます。梨花さんに支給される遺族基礎年金の額は、老齢基礎年金の満額に相当する額に翼さんを対象とする子の加算額を加えた額です。また、遺族厚生年金の額は、原則として死亡した者の被保険者期間に基づく老齢厚生年金の報酬比例部分相当額の[ ア ]に相当する額ですが、梨花さんに支給される遺族厚生年金は短期要件に該当するものであるため、健司さんの被保険者期間が[ イ ]に満たない場合は[ イ ]として計算されます。なお、翼さんが[ ウ ]到達年度の末日(3月31日)を経過すると梨花さんの遺族基礎年金は失権しますが、このとき梨花さんは40歳以上であるため、以後の遺族厚生年金に梨花さんが65歳に達するまでの間、中高齢寡婦加算額が加算されます。」
<語群>
1. 2分の1 2. 3分の2 3. 4分の3
4. 240月 5. 300月 6. 360月
7. 16歳 8. 18歳 9. 20歳

- ア:1 イ:4 ウ:7
- ア:2 イ:5 ウ:7
- ア:3 イ:5 ウ:8
- ア:3 イ:6 ウ:9
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この過去問の解説 (3件)
01
【正解3】
(ア)4分の3
遺族厚生年金の額は、原則として死亡した者の被保険者期間に基づく老齢厚生年金の被保険者期間に基づく老齢厚生年金の報酬比例部分相当額の「4分の3」に相当する額です。
(イ)300月
梨花さんに支給される遺族厚生年金が短期要件に該当する場合、健司さんの被保険者期間が「300月」に満たない場合は、300月として計算されます。
(ウ)18歳
遺族基礎年金の受給要件は、子の翼さんが「18歳」に到達する年度末まで(1級・2級の傷害を持つ場合は20歳未満)です。
以上より、(ア)3(イ)5(ウ)8
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02
遺族厚生年金に関する問題は頻出です。
細かい数字も出てくるので、ややこしく感じますが、基礎的な部分に関しては3級論点と同じです。
落ち着いて問題文を読み、1つ1つ整理していきましょう。
また今回は遺族厚生年金についての問題がメインですが、遺族基礎年金も出題される場合があります。
余裕があれば覚えておきましょう。
またこの遺族厚生年金は、2024年時点で、法改正がされる可能性があります。
法改正があるとさらに狙われやすくなりますので、法改正後の内容も含めて今後も注目の範囲です。
(ア)
3.4分の3
遺族厚生年金の年金額は、被保険者の死亡時点での老齢厚生年金の報酬比例部分の4分の3相当額です。
(イ)
5.300か月
遺族厚生年金の年金額の最低保証として、被保険者期間が300か月未満で亡くなった場合は、300か月被保険者期間があったとみなして年金額を計算します。
(ウ)
8.18歳
遺族基礎年金にも受給要件・受給対象者があります。
受給対象者は、被保険者の死亡時に生計を一にしていた子のある配偶者または子です。
そして子とは、18歳になった年度末日まで(障害等級1級または2級であれば20歳未満)のことを指すため、一般的に子が該当年齢になると遺族基礎年金の受給は停止されます。
遺族年金の受給の順番です。
黄色部分が国民年金、青色部分が厚生年金から支給されます。
2級ではこの表を頭に入れておくことが大切です。
どの年金がどこからいつ支給されるのか、しっかり覚えておきましょう。
また経過的寡婦加算とは、昭和31年以前に生まれた妻にのみ支給されます。
中高齢寡婦加算の支給が終わり、老齢基礎年金に変わることで年金額が減ってしまった方へ、上乗せして支給される制度です。
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03
正解は 3 です。
(ア)遺族厚生年金の額は、死亡した人の報酬比例部分の老齢厚生年金額の4分の3に相当する額です。
(イ)遺族厚生年金では、死亡した被保険者の受給資格期間が25年以上ある場合を長期要件、25年に満たない場合を短期要件と言います。
短期要件に該当する場合、被保険者期間は300月として厚生年金額を計算します。
(ウ)遺族基礎年金は、国民年金の被保険者によって生計を維持されていた、18歳到達年度の末日を経過していない子または子のある配偶者に支給されます。
よって、翼さんが18歳到達年度の末日(3月31日)を経過すると梨花さんの遺族基礎年金は失権します。
なお、中高齢寡婦加算は、40歳以上65歳未満の子のいない妻、または、子が18歳に達して遺族磯年金が失権した妻に加算されます。
妻が65歳になったとき、経過的寡婦加算に切り替えられます。(年齢要件あり)
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