FP2級の過去問
2021年9月
学科 問19
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
FP技能検定2級 2021年9月 学科 問19 (訂正依頼・報告はこちら)
第三分野の保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 所得補償保険は、被保険者が保険会社所定の病気により就業不能になった場合には補償の対象となるが、ケガにより就業不能になった場合には補償の対象とならない。
- 先進医療特約で先進医療給付金の支払いの対象とされている先進医療は、療養を受けた時点において厚生労働大臣によって定められたものである。
- 限定告知型の医療保険は、他の契約条件が同一で、限定告知型ではない一般の医療保険と比較した場合、保険料は割高となる。
- がん保険では、被保険者ががんで入院したことにより受け取る入院給付金について、1回の入院での支払日数に制限はない。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
不適切な選択肢は1です。
1:不適切です。
所得補償保険は、所定の病気及びケガにより就業不能となった場合に、保険金支払いの対象となります。
2:適切です。
先進医療特約の「先進医療」の基準は、療養を受けた時点において厚生労働大臣が先進医療だと認めるものです。
3:適切です。
限定告知型の医療保険は、通常の医療保険では加入不可になる、持病や手術歴がある人でも加入できるため、その分保険料が割高です。
4:適切です。
がん保険の入院給付金は、通常の医療保険と異なり、1回の入院での支払日数に上限がありません。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
02
正解は1です。
1.不適切
所得補償保険は、病気によって就業不能になった場合と、ケガによって就業不能になった場合の所得を補償する保険です。
2.適切
先進医療特約における先進医療とは、厚生労働大臣によって承認された高度な医療のことを指します。
先進医療給付金は、保険の契約時ではなく、療養を受けた時点において厚生労働大臣が承認していれば支払いの対象となります。
3.適切
限定告知型の医療保険とは、告知する項目範囲を限定しているため通常の医療保険より加入しやすいのが特徴です。
保険会社にとっては通常の医療保険よりリスクがあるため、保険料は割高に設定されています。
4.適切
がん保険の入院給付金は、入院日数に応じてもらうことができます。
がん保険の場合、一回の入院あたりの支払日数に制限がないというのが、通常の医療保険との違いです。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
03
正解は1です。
第三分野の保険は需要も高く、生命・損害両保険会社が扱えるため、
市場が拡大傾向にあります。
1…不適切です。
所得補償保険は病気やケガで就業不能となった場合の
収入損失を補填するものです。
2…適切です。
契約時点では対象外の先進医療であっても、
療養開始時点で対象と定められていれば
給付金支払い対象となります。
3…適切です。
限定告知型の場合、一般の医療保険の
被保険者よりも高リスク群となります。
給付金を受ける可能性が高いので、
保険料も一般の医療保険より高額になります。
4…適切です。
がんの治療は長期に及ぶことが多いため、
がん保険では支払い日数に上限はありません。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
前の問題(問18)へ
2021年9月問題一覧
次の問題(問20)へ