FP2級の過去問
2021年9月
実技 問63

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問題

FP技能検定2級 2021年9月 実技 問63 (訂正依頼・報告はこちら)

経済指標について説明した下表の空欄( ア )、( イ )にあてはまる語句の組み合わせとして、正しいものはどれか。

経済指標:国内総生産(GDP)
内容:一定期間中に国内で生み出された財およびサービスなどの付加価値の合計。ここから物価の変動による影響を取り除いたものを( ア )GDPという。

経済指標:( イ )
内容:全国の世帯が購入する家計に係る財およびサービスの価格等を総合した物価の変動を示した指標。調査結果は各種経済施策や公的年金の給付水準の改定などに利用されている。
  • ア:実質  イ:消費動向調査
  • ア:名目  イ:消費動向調査
  • ア:実質  イ:消費者物価指数
  • ア:名目  イ:消費者物価指数

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は、3になります。

経済成長率で、物価変動を取り除いた場合は「実質GDP」、物価の変動を取り入れた場合は「名目GDP」となります

消費動向調査は、消費者の暮らし向きに関する考え方の変化や物価の見通しなどをとらえ、景気動向の把握や経済政策の企画・立案の基礎資料とすることを目的として、毎月実施されています。

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02

正解は3です。

GDPには名目GDP実質GDPの2種類があります。

経済指標は、例えば前期などとの比較で評価するため、

物価変動などの影響を考慮しない名目GDPでは

正確な比較にならないことが問題とされます。

そのため物価変動の影響を除いた実質GDPを用いて

より実情に沿った経済成長の度合いを計るのです。

消費者物価指数は、ある基準年と比較した数字です。

基準は5年ごとに改定されます。

基準年を100とし、比較する年が101となれば

「物価は1%上昇した」と表現します。

消費者物価指数は政策に大きく影響する数字です。

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03

正解は 3 です。

GDP(国内総生産)とは、一定期間内に国内で生産された財・サービスの付加価値の合計です。

時価に基づく数値を「名目GDP」と呼び、

物価の変動による影響を取り除いた数値を「実質GDP」と呼びます。

本文は「消費者物価指数」の説明です。

消費動向調査とは、今後の暮らし向きの見通しを把握するために、消費者の意識、物価の見通し、耐久消費財の保有・買い替え状況などを調べる調査です。

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