FP2級の過去問
2021年9月
実技 問67
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問題
FP技能検定2級 2021年9月 実技 問67 (訂正依頼・報告はこちら)
建築基準法に従い、下記<資料>の土地に建築物を建てる場合の延べ面積(床面積の合計)の最高限度として正しいものはどれか。なお、記載のない条件は一切考慮しないこととする。
- 900m2
- 960m2
- 1,200m2
- 1,440m2
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は1です。
①指定の容積率か、②(前面道路 × 法定乗数)のいずれか低い限度を採用します。
ここでいう前面道路の前提として、接している道路が2以上ある場合は幅員最大の道路を計算に使用します。
①指定の容積率 = 30 / 10 × 100(%) = 300%
②前面道路×法定乗数 = 10m × 40 / 10 × 100(%) = 400%
この問題の場合、指定の容積率の方が低いため300%を使用します。
300㎡ × 300% = 900㎡
となります。
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02
正解は1です。
土地に対する建築物の延べ面積(床面積の合計)を
「容積率」と言います。
与えられた容積率は 30/10 = 300% です。
一方「前面道路の幅員による制限」では、
「幅員×法定乗数」で容積率の限度を求め、
これと先ほどの容積率の厳しい(低い)方が
容積率の最高限度となります。
(幅員)10 ×(法定乗数)4/10 = 400%
このため、容積率の最高限度は300% となります。
最高面積は「土地 × 容積率」で求めるので、
300㎡ × 300% = 900㎡ となります。
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03
正解は 1 です。
延べ面積は【敷地面積 ✕ 容積率】で求めることができます。
しかし、前面道路の幅が12m以下の際は容積率と【前面道路の幅 ✕ 法定乗数】を比較し、小さい方が適用されます。
この問題では、
容積率:30/10 = 300%
前面道路の幅 ✕ 法定乗数:10 ✕ 0.4 = 400%
したがって、容積率を適用します。
延べ面積 ✕ 容積率 = 300㎡ ✕ 3 = 900㎡
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