FP2級の過去問
2021年9月
実技 問89
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問題
FP技能検定2級 2021年9月 実技 問89 (訂正依頼・報告はこちら)
大久保さんは、自動車の購入費用200万円をマイカーローンを利用して返済しようと考えている。今後6年間、年利1.0%で毎年借入応当日に元利均等返済をする場合、毎年の返済額はいくらになるか。正しいものを選びなさい。
- 298,000円
- 326,000円
- 346,000円
- 412,000円
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は3です。
ライププランニングで必要となる6つの係数は、
必ずといってよいほど出題されます。
6つの係数は3つの区分に分けられ、
それぞれ2つの対比する係数があります。
①…元本を運用する際の現価と終値
②…積み立ての終値がいくらになるか、
終値にするための積立額はいくらか
③…取り崩すとき(年金で受け取る・
ローンを返済する)の総額と
取り崩す(受取・返済)額はいくらか
本問は③の現価を問われているので、
「資本回収係数」を用います。
計算式は下記のとおりです。
200 × 0.173(資本回収係数・6年)= 34.6万円
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02
正解は3です。
毎年積み立てる(返済する)額を求める場合に使用する係数は、「減債基金係数」と「資本回収係数」の二つです。
目標額が分かっている場合は減債基金係数、目標額が分からない場合は資本回収係数を使用します。
今回の問題では、目標額がわからないため「資本回収係数」を使用します。
よって、
2,000,000 × 0.173 = 346,000(円) となります。
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03
正解は 3 です。
係数表を用いた問題は、どの係数を使うのかを正確に選んで計算していきましょう。
今回は、200万円を年利1%で元利均等返済していくケースです。
元利均等返済とは、毎回の支払額が一定となるように支払う方法です。
したがって、200万円を、年利1%で一定額を6年間返済していくと言い換えられます。
このようなケースの場合、資本回収係数を使用します。
資本回収係数の6年の欄を使用し、
200万円 ✕ 0.173 = 346,000円 となります。
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