FP2級の過去問
2021年9月
実技 問90
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問題
FP技能検定2級 2021年9月 実技 問90 (訂正依頼・報告はこちら)
沼田さんは、子の教育資金として、10年後に500万円を用意しようと考えている。年利1.0%で複利運用しながら毎年年末に一定額を積み立てる場合、毎年いくらずつ積み立てればよいか。正しいものを選びなさい。
- 480,000円
- 530,000円
- 535,000円
- 585,000円
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は1です。
ライププランニングで必要となる6つの係数は、
必ずといってよいほど出題されます。
6つの係数は3つの区分に分けられ、
それぞれ2つの対比する係数があります。
①…元本を運用する際の現価と終値
②…積み立ての終値がいくらになるか、
終値にするための積立額はいくらか
③…取り崩すとき(年金で受け取る・
ローンを返済する)の総額と
取り崩す(受取・返済)額はいくらか
本問は②の現価を問われているので、
「減債基金係数」を用います。
計算式は下記のとおりです。
500 × 0.096(減債基金係数・10年)= 48万円
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02
正解は1です。
毎年積み立てる(返済する)額を求める場合に使用する係数は、「減債基金係数」と「資本回収係数」の2つになります。
切り分け方法として、「目標額が問題に記載されているか」に注目します。
目標額が記載されている場合は減債基金係数、目標額が記載されていない場合は資本回収係数を使用します。
今回の問題では、目標額が記載されているため「減債基金係数」を使用して求めます。
よって、
5,000,000 × 0.096 = 480,000(円) となります。
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03
正解は 1 です。
係数表を用いた問題は、どの係数を使うのかを正確に選んで計算していきましょう。
今回は、ある金額を用意するために、複利運用しながら一定額を積み立てていくので、減債基金係数を使用します。
減債基金係数の10年の欄を活用し、
500万円 ✕ 0.096 = 480,000円 となります。
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