FP2級の過去問
2022年1月
実技 問64
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問題
FP技能検定2級 2022年1月 実技 問64 (訂正依頼・報告はこちら)
下記<資料>に関する次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる数値の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。なお、小数点以下第3位を四捨五入している。
<資料>
株価:6,280円
1株当たり利益:340円
1株当たり純資産:4,850円
1株当たり年間配当金:100円
・配当利回りは、( ア )%である。
・PER(株価収益率)は、( イ )倍である。
<資料>
株価:6,280円
1株当たり利益:340円
1株当たり純資産:4,850円
1株当たり年間配当金:100円
・配当利回りは、( ア )%である。
・PER(株価収益率)は、( イ )倍である。
- ア:1.36 イ:14.26
- ア:1.59 イ:18.47
- ア:2.06 イ:14.26
- ア:5.41 イ:18.47
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は2です。
配当利回りとは、株価に対する年間配当金の割合を示す指標のことです。
「1株当たり年間配当金÷株価×100」で求めることができます。
資料によると
1株当たり年間配当金:100円
株価:6,280円
上記数字を公式に当てはめます。
100円÷6,280円×100=1.5923…
小数点以下第3位を四捨五入して「1.59」
PER(株価収益率)とは、「Prisyce Earnings Ratio」の頭文字をとったもので、株価がEPS(1株当たり純利益)の何倍の価値になっているかを示す指標のことです。
「株価÷1株当たり純利益」で求めることができます。
資料によると
株価:6,280円
1株当たり利益:340円
上記数字を公式に当てはめます。
6,280円÷340円=18.470…
小数点以下第3位を四捨五入して「18.47」
よって、「 2 .ア:1.59 イ:18.47」が正解となります。
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02
【金融資産運用:株式投資】
についての問題です。
▶配当利回り=1株当たり年間配当金÷株価×100で算出します。
100円÷6,280円×100≒1.592%
配当利回りは株価に対する年間配当金の割合を示す指標です。
株価が下落すると、配当利回りは上昇します。
▶PER=株価÷EPS(1株当たりの純利益)で算出します。
6,280円÷340円≒18.47倍
PERは株価がEPSの何倍かを示す指標です。
PERが高いと株価は割高、低いと割安となります。
また、株価が上昇するとPER値も高くなります。
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03
正解は2です。
公式を覚えましょう。
◎配当利回り=1株当たり年間配当金÷株価×100
これに当てはめると..
100÷6280×100=1.592...
≒1.59%
◎PER(株価収益率)=株価÷1株当たり当期純利益
これに当てはめると..
6280÷340=18.470...
≒18.47倍
→PERが低いほど、株価は割安と判断されます。
PBRの式と混ざって分からなくなってしまうので、益のあるなしで覚えています;
ちなみに
◎PBR(株価純資産倍率)=株価÷1株当たり純資産
→1株当たりの純資産に対して、何倍の株価で株が買われているのかがわかるので、会社の資産に対して株価が高いのか低いのかが分かります。
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