FP2級の過去問
2022年1月
実技 問77

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問題

FP技能検定2級 2022年1月 実技 問77 (訂正依頼・報告はこちら)

青山さんの2021年分の収入は、下記<資料>のとおりである。<資料>の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる所得の種類の組み合わせとして、適切なものはどれか。

<資料>
所得区分:(ア)
収入等の内容:収益の分配10万円
備考:上場投資信託(ETF)の普通分配金に係るものである。

所得区分:(イ)
収入等の内容:暗号資産取引により生じた所得10万円
備考:売却価額から取得価額を控除した利益。取引自体が事業と認められるものではなく、取引が事業所得等の各種所得の基因となる行為に付随して生じていない。

所得区分:(ウ)
収入等の内容:受取保険金200万円
備考:保険期間15年の一時払養老保険の満期保険金(保険契約者・保険料負担者は青山さん)。一時金で受け取っている。
  • ア:配当所得  イ:譲渡所得  ウ:雑所得
  • ア:利子所得  イ:雑所得  ウ:雑所得
  • ア:配当所得  イ:雑所得  ウ:一時所得
  • ア:利子所得  イ:譲渡所得  ウ:一時所得

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この過去問の解説 (3件)

01

【タックスプランニング:各種所得の内容】

についての問題です。

(ア)ETFの普通分金は当所得です

  税率は20.315%です。

(イ)暗号資産取引(仮想通貨)の利益は雑所得です

 ビットコイン、イーサリアムが有名です。

 

(ウ)満期保険金は一時所得です。

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02

正解はです。

(ア)配当所得

上場投資信託(ETF)の普通分配金は配当所得に区分されます。

(イ)雑所得

暗号資産(ビットコイン等)の取引で得られる利益は雑所得となります。

(ウ)一時所得

契約から5年超の一時払養老保険の満期保険金(青山さんが保険契約者、保険料負担者)は一時所得となります。

保険期間が5年以下、または契約から5年以内に解約した場合、源泉分離課税(20.315%)の対象となります。

よって正解は「 3 .ア:配当所得 イ:雑所得 ウ:一時所得」となります。

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03

正解はです。

(ア)・・上場投資信託(ETF)の普通分配金を個人で受け取る場合、配当所得となります。

(イ)・・暗号資産(ビットコインなど)による取引において生じる利益は、原則的に雑所得となります。

(ウ)・・保険契約者=保険料負担者=満期保険金受取人の場合、養老保険の満期保険金は一時所得として扱われます(保険期間が5年を超える場合)。

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