FP2級の過去問 2022年9月 実技 問24

FP協会の実技では、住宅ローンの返済の計算問題は頻出です。

必ず解けるようにしておきましょう。

難しい計算式はないので、覚えるだけで得点源になります。

繰り上げ返済の仕組みが分かれば、覚えることが可能です。

まず繰り上げ返済をするということは、元金が減るということです。

この場合は４２回目の返済後の残金３３，３３１，９５６から１００万円を引くことになります。

３３３３１９５６ー１００万円

＝３２，３３１，９５６

１００万円の繰り上げ返済を行うと、残りが以上の金額になります。

設問は何回分繰り上げ返済ができたかを問われているので、表のこの金額よりも上の金額まで返済回数を減らすことが可能になります。

なぜならこれよりも下の残金まで返済をしていないからです。

資料の残金で計算した残金よりも上の残金の回数を探します。

５７回　３２，３３７，６４０

この返済回数分まで、繰り上げ返済が完了したことになるので、

５７回ー４２回

＝１５回

よって１５回分が繰り上げ返済できたことになります。

４２回目の返済後の残高は　33,331,956円　となり、そこから　1,000,000円　を繰り上げ返済詩を計算します。

３３，３３１，９５６円　-　１，０００，０００円　＝　３２，３３１，９５６円

となります。

上記の表から近い数字を探して、５７回目の　32,337,640円　が最も近く100万円以内ということで、

５７回　-　４２回　＝　１５回

となります。

４２回目返済後の33,331,956円から100万円と引くと、32,331,956円となります。

これは57回目と58回目の間の残額になるので、15回の短縮となります。