2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級) 過去問
2023年1月
問87 (実技 問27)
問題文
有馬さんは老後の生活資金の一部として、毎年年末に120万円を受け取りたいと考えている。受取期間を20年間とし、年利1.0%で複利運用する場合、受取り開始年の初めにいくらの資金があればよいか。

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問題
FP技能検定2級 2023年1月 問87(実技 問27) (訂正依頼・報告はこちら)
有馬さんは老後の生活資金の一部として、毎年年末に120万円を受け取りたいと考えている。受取期間を20年間とし、年利1.0%で複利運用する場合、受取り開始年の初めにいくらの資金があればよいか。

- 20,552,700(円)
- 20,930,400(円)
- 21,302,800(円)
- 21,655,200(円)
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この過去問の解説 (2件)
01
6つの係数に関する問題は頻出です。
ほぼ毎回3問程度は実技で出題されるため、しっかりと解けるようにしておきましょう。
必ず記述式なので、計算ミスをしないことが大切です。
どんな時にどの係数を使うのか、何度も計算して覚えましょう。
毎年120万円を受け取るための元本はいくら必要かが問われています。
そんな時は年金現価係数を使います。
年金現価係数は、毎年受け取りたい金額があって、その金額を受け取るための元本を知りたい時に使う係数です。
今回は20年受け取りたいので、20年の箇所を見ると、係数は「18.046」となっています。
よって計算は以下の通りです。
120万円✕18.046
=21,655,200円
年金現価係数を使う際のポイントは
「取り崩し」「毎年受け取る」「ローン」
です。
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02
係数を使った計算問題は必ずと言っていいほど出ます。
係数早見表は提示されるので覚える必要はないですが、どんな時にどの係数を使うかは必ず覚えておく必要があります。過去問で慣れておきましょう。
複利運用しながら毎年一定額を一定期間受け取るために必要な元本を求めるには「年金現価係数」を使います。将来のお金でなく、元本を求めるのは「~現価係数」と覚えましょう。将来の金額を求めるのは「~終価係数」です。
係数早見表の20年のところを見て係数は18.046です。
120万円×18.046
=21655200円
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