FP2級の過去問
2023年1月
実技 問29
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問題
FP技能検定2級 2023年1月 実技 問29 (訂正依頼・報告はこちら)
<設例>
<設例>を基に解答しなさい。
大久保和雄さんは、民間企業に勤務する会社員である。和雄さんと妻の留美子さんは、今後の資産形成や家計の見直しなどについて、FPで税理士でもある岡さんに相談をした。なお、<設例>のデータはいずれも2023年1月1日現在のものである。
和雄さんは、現在居住している自宅の住宅ローンの繰上げ返済を検討しており、FPの岡さんに質問をした。和雄さんが住宅ローンを120回返済後に、100万円以内で期間短縮型の繰上げ返済をする場合、この繰上げ返済により短縮される返済期間として、正しいものはどれか。なお、計算に当たっては、下記<資料>を使用し、繰上げ返済額は100万円を超えない範囲での最大額とすること。また、繰上げ返済に伴う手数料等は考慮しないものとする。
<設例>を基に解答しなさい。
大久保和雄さんは、民間企業に勤務する会社員である。和雄さんと妻の留美子さんは、今後の資産形成や家計の見直しなどについて、FPで税理士でもある岡さんに相談をした。なお、<設例>のデータはいずれも2023年1月1日現在のものである。
和雄さんは、現在居住している自宅の住宅ローンの繰上げ返済を検討しており、FPの岡さんに質問をした。和雄さんが住宅ローンを120回返済後に、100万円以内で期間短縮型の繰上げ返済をする場合、この繰上げ返済により短縮される返済期間として、正しいものはどれか。なお、計算に当たっては、下記<資料>を使用し、繰上げ返済額は100万円を超えない範囲での最大額とすること。また、繰上げ返済に伴う手数料等は考慮しないものとする。
- 1年8ヵ月
- 1年7ヵ月
- 1年6ヵ月
- 10ヵ月
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この過去問の解説 (2件)
01
住宅ローンの繰り上げ返済に関する問題は、比較的出題されやすい問題です。
少なくとも年に1回程度は出題されています。
ややこしく感じる問題ですが、特に難しい計算をしなくても解ける問題なので、一度覚えてしまえば得点源になります。
ただこの問題に関しての計算方法は、基本的にはテキスト等には掲載されていることが少ないです。
必ず過去問を何度か解いて慣れておきましょう。
まず現在の住宅ローンの残額を確認します。
120回返済後の欄を見ると「17,064,318」とあります。
そこから100万円以内の繰上げ返済を行うということなので、残額から100万円を引きます。
17,064,318ー100万円
=16,064,318
今100万円を繰上げ返済をすると、残額がこの金額になります。
そこで表の中から、この金額がどこかを探します。
ぴったり合う金額はないので、〇〇回と〇〇回の間という風に探すと分かりやすいです。
139回
16,109,623
140回
16,057,876
表を確認すると、残額はこの間になります。
なので、100万円を満額繰上げ返済すると、139回までの分を返済したことになります。
次にこれは何回分返済したことになるのかを計算します。
139回ー120回
=19回
19回分が繰上げ返済できたことになります。
19回分ということは、19カ月です。
19カ月は、1年7カ月です。
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02
住宅ローンの繰り上げ返済をして短縮される返済期間を求める問題は頻出です。
計算の仕方を覚えればさほど難しくない問題です。確実に得点したい問題です。
「120回返済後、100万円以内で期間短縮型の繰上げ返済をする」
「繰り上げ返済額は100万円を超えない範囲で最大額」とあるので、
120回返済後の残高17064318円から100万円を引きます。
17064318円-100万円
=16064318円
償還表から、これよりより残高が少なくならない範囲で一番近い数字を見つけます。
139回目の16109623円が100万円を超えない範囲で最も近い値です。
(140回目の16057876円は100万円以上繰り上げ返済しないといけませんので条件に合致しません)
よって、121回目から139回目までの19ヶ月分短縮されることになります。
19ヶ月=1年7ヶ月
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