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FP2級の過去問 2023年5月 実技 問26

問題

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下記の係数早見表を乗算で使用し、次の問について計算しなさい。なお、税金は一切考慮しないこととする。

山根さんは、退職金の2,500万円を今後30年間、年利1.0%で複利運用しながら毎年1回、年末に均等に生活資金として取り崩していきたいと考えている。毎年取り崩すことができる最大金額はいくらになるか。
問題文の画像
   1 .
928,000(円)
   2 .
941,000(円)
   3 .
975,000(円)
   4 .
993,000(円)
( FP技能検定2級 2023年5月 実技 問26 )
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この過去問の解説 (3件)

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FP協会で受験を考えている方は、6つの係数の問題は頻出です。
毎問3問程度出題されているので、必ず覚えましょう。
自分で計算させる問題が出題されているので、どんな場合に、どんな係数を使用するのかを覚えておく必要があります。

 


2500万円を複利運用しながら30年間一定額ずつ取り崩すと、将来いくらずつになるのかを計算するためには、「資本回収係数」を使用します。
キーワードは「複利運用」「将来」「一定額」「取り崩し」です。
資本回収係数の30年のところを見ると「0.039」となっています。

 

2,500万円✕0,039

 

975,000円

付箋メモを残すことが出来ます。
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6つの係数を使った問題は頻繁に出題されます。

下の6係数の意味を頭に入れましょう

現価係数・・・将来の額から現時点の額を求める

終価係数・・・現在の額から将来の額を求める

減債基金係数・・・将来の目標額になるための毎月の積立額を求める

資本回収係数・・・現在の額から年金の額や借入金から返済額を求める場合に使う

年金終価係数・・・毎月の積立額から将来の額を求める

年金原価係数・・・将来の年金額から現在の額を求める

そこで問題を見ると、

2,500万円を30年間、年利1.0%で複利運用しながら毎年いくら取り崩せるかを求める問題です。

そうすると資本回収係数が該当すると分かります。

係数早見表より、資本回収係数の30年の係数は0.039なので。

2,500万円×0.039=975,000円

正解は 975,000(円)となります。

0

6つの係数を使った問題は3級でも出題されています。

2級では金額を求める問題のため、より難しくなっています。

設問を読み6つの係数から適切な係数を選ぶことができるようにしておきましょう。

選択肢1. 928,000(円)

2,500万円を30年間の間に年利1.0%で複利運用し毎年均等に取り崩すためには毎年いくら取り崩せるかを求める問題です。

元本2,500万円を取り崩すのですから、係数が1.0を超えるはずがありません。

ここに気付けば3つの係数に絞ることができます。

現価係数・・・一定期間後の目標金額を達成するための元本を求めるために使います。

減債基金係数・・・積み立てにより目標金額を達成するために使います。

資本回収係数・・・一定金額を一定期間に均等に受けるための1回分の金額を計算するために使います。

6つの係数より、資本回収係数を使って計算します。

係数早見表より、資本回収係数の30年の係数0.039を使います。

2,500万円×0.039=975,000円

したがって答えは975,000(円)となります。

まとめ

似ている係数があるので間違えないように気を付けましょう。

減債基金係数・・・目標金額を達成するために毎月積立る金額を計算するために使います。

資本回収係数・・・元本より一定金額を一定期間に均等に受け取る(取り崩す)金額を計算するために使います。

両方とも一定金額を求める係数ですが、何のための金額なのか意味合いを理解しておきましょう。

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