FP2級の過去問
2023年9月
実技 問18

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問題

FP技能検定2級 2023年9月 実技 問18 (訂正依頼・報告はこちら)

住吉さんは、加入していた下記<資料>の養老保険が2023年8月に満期を迎えたため、満期保険金を一括で受け取った。住吉さんの2023年分の所得税において、総所得金額に算入すべき一時所得の金額として、正しいものはどれか。なお、住吉さんには、この満期保険金以外に一時所得の対象となるものはないものとする。

<資料>
 払込保険料の総額:430万円
 満期保険金:500万円
 保険期間:10年間
  • 10万円
  • 20万円
  • 35万円
  • 70万円

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この過去問の解説 (3件)

01

一時所得は、一時所得に係る総収入 - 支出 - 特別控除額(50万円)で求めることができます。

そのため、500 - 430 - 50 = 20万円が一時所得となります。

総所得に算入される一時所得の金額は、この1/2となるので、

20 × 1/2 = 10万円となります。

参考になった数2

02

一時所得に関する問題です。

一時所得は、総収入金額-支出金額-特別控除額50万円で計算されます。

そして、総所得金額に算入すべき一時所得の金額は、一時所得×1/2で求められます。

一時所得

満期保険金500万円-払込保険料430万円-特別控除額50万円=20万円

総所得金額に算入すべき一時所得の金額

一時所得20万円×1/2=10万円

参考になった数0

03

ポイントとしては、一時所得の計算方法が理解できているかになります。

選択肢1. 10万円

正解です。

一時所得なので計算式として、総収入金額-その収入を得るために支出した金額-特別控除額となります。

この式に当てはめると、500万円-430万円-50万円=20万円と算出されます。

また、課税方法が1/2総合課税なので20÷2=10万円となり、答えは10万円となります。

選択肢2. 20万円

誤りです。

選択肢3. 35万円

誤りです。

選択肢4. 70万円

誤りです。

まとめ

一時所得について理解していれば特に難しい問題ではありません。

控除される金額もありますが、1/2総合課税というのも忘れないようにしましょう。

参考になった数0