FP2級の過去問
2023年9月
実技 問38

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問題

FP技能検定2級 2023年9月 実技 問38 (訂正依頼・報告はこちら)

<設例>に基づき、下記の問について解答しなさい。

克典さんが下記<資料>の債券を満期(償還)時まで保有した場合の最終利回り(単利・年率)を計算した結果として、正しいものはどれか。なお、手数料や税金等については考慮しないものとし、計算結果については小数点以下第4位を切り捨てること。

<資料>
 表面利率:年0.10%
 買付価格:額面100円につき99.62円
 発行価格:額面100円につき100.00円
 償還までの残存期間:8年
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この過去問の解説 (3件)

01

ポイントは、債券の利回りの計算式が理解しているかです。

選択肢1. 0.136(%)

誤りです。

選択肢2. 0.148(%)

正解です。

最終利回りを求めるには、(利息+額面-買付価格/残存期間)/買付価格×100の式が必要です。

この式に当てはめると{0.10%+[(100-99.62)/8]}/99.62×100=0.148%(少数第4位四捨五入)

選択肢3. 0.152(%)

誤りです。

選択肢4. 0.165(%)

誤りです。

まとめ

債権の利回りの最終利回りを求めるとなると、3つある中の1つになります。

債権の利回りの式をそれぞれのパターンにおいて使い分けられるかがポイントです。

式も覚えづらいかもしれませんが、しっかりと覚えられるようになりましょう。

参考になった数2

02

最終利回りは以下の式で求めることができます。

最終利回り={ 表面利率 + (額面-購入価格) ÷ 残存年数 } ÷ 購入価格

それぞれに与えられた値を代入して計算すると、

最終利回りは、0.148%となります。

参考になった数1

03

債券の最終利回りを計算する問題です。

最終利回りとは、発行済みの債券を購入し、償還期限まで所有していた場合の利回りのことです。

最終利回り={表面利率+(額面-購入価格)÷残存年数(年)}÷購入価格×100

問題に当てはめると、

最終利回り={0.1(%)+(100円-99.62円)÷8年}÷99.62×100

0.148(%)

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