FP2級の過去問
2024年1月
実技 問5

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問題

FP技能検定2級 2024年1月 実技 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

下記<資料>の債券を取得日から5年後に売却した場合における所有期間利回り(単利・年率)を計算した結果として正しいものはどれか。なお、手数料や税金等については考慮しないものとし、計算結果については小数点以下第4位を切り捨てることとする。

<資料>
 表面利率:年0.8%
 額面:100万円
 購入価格:額面100円につき98.00円
 売却価格:額面100円につき98.85円
 所有期間:5年

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この過去問の解説 (2件)

01

債券の利回り計算は学科・実技ともに超頻出です。

計算式が与えられることはないので、しっかり覚えておきましょう。

金融の分野は苦手な方でも、計算さえできれば得点源にすることができます。

苦手だからと諦めずに、金融が苦手な方こそ、しっかり押さえておきたい問題です。

 

 

 

債券の利回り計算式は以下の通りです。

 

債券の利回り計算式(%)=

 

       売却金額ー購入金額
表面利率+   所有期間  ×100
       購入金額


これに所有期間利回りの計算に必要な数字を当てはめると以下のような式になります。

 

 

    98.85ー98

0.8+   5    ✕100

      98

 

 

=    0.85

 0.8+ 5  ✕100

    98

 

 

0.8+0.17

    98   ✕100

 

 

0.97

  98 ✕100

 

 

=0.0098979…✕100

 

=0.98979…

 

少数点以下第4位以下を切り捨てなので

 

0.989

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02

所有期間利回りは、

・分子

表面利率+(売却価格‐購入価格)/所有期間

 

・分母

購入価格

 

で求めることができます。実際に数値を当てはめると、

{0.8+(98.85-98)/5}/98=0.00989

となりますので0.989%となります。

選択肢1. 0.969(%)

不適切な選択肢。

選択肢2. 0.979(%)

不適切な選択肢。

選択肢3. 0.889(%)

不適切な選択肢。

選択肢4. 0.989(%)

適切な選択肢。

参考になった数2