2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級) 過去問
2024年9月
問89 (実技 問29)
問題文
大久保さんは、子どもの大学入学資金として、9年後に120万円を用意したいと考えている。年利1.0%で複利運用しながら毎年年末に一定額を積み立てる場合、毎年いくらずつ積み立てればよいか。

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問題
FP技能検定2級 2024年9月 問89(実技 問29) (訂正依頼・報告はこちら)
大久保さんは、子どもの大学入学資金として、9年後に120万円を用意したいと考えている。年利1.0%で複利運用しながら毎年年末に一定額を積み立てる場合、毎年いくらずつ積み立てればよいか。

- 109,700(円)
- 113,200(円)
- 121,600(円)
- 128,400(円)
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この過去問の解説 (1件)
01
さらに引き続き、係数早見表から金額を計算する問題です。
この問題は、通常3問出題されています。
9年後に120万円を用意するために、いくら積み立てればいいかを問われています。
この場合使用するのは「減債基金係数」となりますので、「9年」と交わる「0.107」を使って計算します。
1,200,000×0.107=128,400
よって、本選択肢が正解となります。
係数早見表を使用した計算問題は、間違いが起きやすい問題でもあります。
異なった係数を使用している可能性があるので、見直し計算をしてみることをお勧めします。
見直し計算の方法としては、複利運用を一旦除外して普通の計算をし、係数早見表を用いて算出した数値と見比べてみます。
本問でいえば、9年で120万円を準備する場合の一年間の積立額は
1,200,000円÷9年≒133,333
となります。複利が利いている分、積立額はこの数値より小さくなると予想されるので、「128,400」は正しい係数を使用している、と推測されます。
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