2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級) 過去問
2025年1月
問67 (実技 問7)

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問題

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)試験 2025年1月 問67(実技 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

建築基準法に従い、下記<資料>の土地に建築物を建てる場合の延べ面積(床面積の合計)の最高限度を計算しなさい。なお、記載のない事項は一切考慮しないものとする。
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  • 280(m2
  • 290(m2
  • 300(m2
  • 310(m2

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この過去問の解説 (2件)

01

この問題は延べ面積の最高限度を求める問題です。

その場合は容積率を使用します。

容積率の上限は前面道路の幅員が12m未満である場合は指定容積率と前面道路の幅員によって定まる容積率のうち、いずれか小さい方となります。

前面道路の幅員によって定まる容積率は5m×法定乗率4/10=200%<指定容積率300%

従って、設問の容積率の上限は200%となります。

 

計算すると150㎡×200%=300㎡となります。

選択肢1. 280(m2

不適切です。

冒頭の解説をご参照ください。

 

選択肢2. 290(m2

不適切です。

冒頭の解説をご参照ください。

 

選択肢3. 300(m2

適切です。

冒頭の解説をご参照ください。

 

選択肢4. 310(m2

不適切です。

冒頭の解説をご参照ください。

 

まとめ

建蔽率と容積率の問題は頻出ですので計算式を押さえましょう。

参考になった数1

02

不動産分野から、延べ面積の最高限度を計算する問題です。

計算式は下記のとおりです。

延べ面積の最高限度(㎡)=敷地面積(㎡)×指定容積率(%)

選択肢3. 300(m2

適切

手順① 幅員の確認

道路の幅員を確認します。4m未満の場合セットバックが必要です。(本問では不要)また、幅員が12m未満の場合は、「指定容積率」か「前面道路の幅員(m)×法定乗数」のいずれか低い方の値が、容積率の上限となります。

 

手順② 容積率の確認

幅員12m未満のため、手順①で説明したふたつの値を確認していきましょう。

・A:指定容積率 300%

・B:前面道路の幅員(m)×法定乗数

=5m×4/10

200%(※前面道路の幅員は広い方の幅員を使用)

AとBを比べると、Bの方が低い値なので、B(200%)を計算式で使用します。

 

手順③ 延べ面積の最高限度の計算

延べ面積の最高限度(㎡)

敷地面積(㎡)×指定容積率(%)

=150㎡×200%

300㎡

参考になった数0