2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級) 過去問
2025年1月
問68 (実技 問8)
問題文
<資料>
購入費用総額:1,600万円(消費税と仲介手数料等取得費用を含めた金額)
想定される収入:賃料 月額70,000円
想定される支出:
管理費・修繕積立金 月額17,000円
管理業務委託費 月額3,000円
火災保険料 年額10,000円
固定資産税等税金 年額40,000円
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問題
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)試験 2025年1月 問68(実技 問8) (訂正依頼・報告はこちら)
<資料>
購入費用総額:1,600万円(消費税と仲介手数料等取得費用を含めた金額)
想定される収入:賃料 月額70,000円
想定される支出:
管理費・修繕積立金 月額17,000円
管理業務委託費 月額3,000円
火災保険料 年額10,000円
固定資産税等税金 年額40,000円
- 表面利回り(年利):3.75% 実質利回り(年利):3.44%
- 表面利回り(年利):3.75% 実質利回り(年利):3.69%
- 表面利回り(年利):5.25% 実質利回り(年利):3.44%
- 表面利回り(年利):5.25% 実質利回り(年利):3.69%
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この過去問の解説 (2件)
01
不動産分野から、不動産投資の収益性に関する問題です。
不動産投資を行う場合に参考にする代表的な指標に、投資利回りがあります。投資利回りとは、投資額に対して得られる利益の割合のことです。FP試験では「表面利回り(単純利回り)」と「実質利回り」がよく問われます。
・表面利回り(単純利回り)
不動産投資における表面利回りは、年間の家賃収入を投資額(物件購入額)で割った数値になります。諸経費のコストは反映されません。
・実質利回り(純利回り)
不動産投資にかかる諸経費も考慮して算出された利回りとなります。表面利回りよりも正確な収益率になります。
適切
<資料>から表面利回りと実質利回りを計算していきましょう。
①表面利回り
表面利回りは、諸経費(想定される支出)を含みません。計算式は下記のとおりです。
表面利回り(%)
=年間収入合計(想定される年額収入)÷投資額(購入費用総額)×100
=(70,000円×12ヵ月)÷1,600万円×100
=840,000円÷16,000,000円×100
=0.0525×100
=5.25%
②実質利回り(%)
実質利回りの場合、諸経費を引いた後の収益をもとに計算します。
<資料>の想定される支出から、年間の経費を計算していきます。
管理費・修繕積立金:月額17,000円→ 年額204,000円
管理業務委託費:月額3,000円→ 年額36,000円
火災保険料:年額10,000円
固定資産税等税金:年額40,000円
年額費用合計:290,000円
実質利回りの計算式は下記のとおりです。
実質利回り(%)
=(年間収入合計(想定される年額収入)-年間費用合計)÷投資額(購入費用総額)×100
=(840,000円-290,000円)÷16,000,000円×100
=550,000円÷16,000,000円×100
=0.034375×100
≒3.44%
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02
この問題は不動産投資をするにあたっての表面利回りと実質利回りの計算が問われています。
表面利回りの計算式は以下の通りです。
従って、計算式は次の通りです。
年間家賃収入7万円×12カ月=84万円÷物件価格1600万円×100%=5.25%
実質利回り計算式は以下の通りです。
従って、計算式は次の通りです。
年間諸経費は
管理費・修繕積立金 月額17,000円×12カ月=204000円・・・①
管理業務委託費 月額3,000円×12カ月=36000円・・・②
火災保険料 年額10,000円・・・③
固定資産税等税金 年額40,000円・・・④
①+②+③+④=29万円
(84万円-29万円)÷1600万円×100%=3.4375...→3.44%
従って、実質利回りは5.25%、表面利回りは3.44%となります。
不適切です。
冒頭の解説をご参照ください。
不適切です。
冒頭の解説をご参照ください。
適切です。
冒頭の解説をご参照ください。
不適切です。
冒頭の解説をご参照ください。
表面利回りと実質利回りの公式が似ていますので混在しないよう整理しましょう。
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