FP3級の過去問
2015年5月
実技 問62

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問題

FP3級試験 2015年5月 実技 問62 (訂正依頼・報告はこちら)

下記は、皆川家のキャッシュフロー表(一部抜粋)である。このキャッシュフロー表の空欄(ア)、(イ)にあてはまる数値の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、計算に当たっては、キャッシュフロー表中に記載の整数を使用し、計算結果は万円未満を四捨五入すること。
問題文の画像
  • (ア)319   (イ)261
  • (ア)319   (イ)263
  • (ア)326   (イ)263

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 2 です。

・(ア)について

現在の価値( 307万円 )が2年後にいくらの価値( 将来の価値 )を持つかを求めます。

将来の価値(ア)= 現在の価値 ×( 1+変動率 )^経過年数
→ (ア)= 307 ×( 1 + 0.02 )^2 = 319.4028
 万円未満を四捨五入 →(ア)= 319(万円)

なお、この計算を係数を用いて計算する場合、「 終価係数 」を使用します。

・(イ)について

当年の金融資産残高(イ)= 前年の金融資産残高 ×( 1 + 変動率 )± 当年の年間収支
→ (イ)= 235 ×( 1 + 0.01 )+ 26 = 263.35
 万円未満を四捨五入 →(イ)= 263(万円)

したがって、2 が正解です。

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02

(ア) まず、2015年の基本生活費307万円と変動率2%より

2016年の基本生活費を求めます。
307×1.02=313(万円)

同様に、2017年の基本生活費(ア)
313×1.02=319(万円)になります。

つまり、現在の金額に(1+変動率)を経過年数乗した数をかけます。
この場合、2年経過なので
(1+変動率)を2乗した数を現在の基本生活費の金額にかければいいのです。

(イ) 金融資産残高は、

前年末の残高×(1+運用利率)±その年の年間収支

235×1.01+26=263(万円) となります。



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03

2015年の生活費が307万円なので、2017年の(ア)は、307万円×1.02×1.02=319万円となります。
また、金融資産残高は、235万円×1.01+26万円(年間収支)で(ィ)は263万円となります。

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