3級ﾌｧｲﾅﾝｼｬﾙ・ﾌﾟﾗﾝﾆﾝｸﾞ技能士（FP3級） 過去問
2015年1月
問27 (学科 問27)

正解は　２　です。

暦年課税による贈与税の計算における「 基礎控除額 」は、その年中に贈与により取得した財産の「 合計額 」から「 110万円 」が控除される仕組みになっています。

したがって、設問の場合、基礎控除額は220万円ではなく「 110万円 」であり、× が正解です。

正解【×】

贈与の基礎控除110万円は、贈与する側ではなく、贈与を受ける（受贈者といいます）側の額で判断します。

ですので、例え1人当たりの贈与額は10万円だったとしても、非課税枠は11人（10万円×11人＝110万円）までとなります。

受け取る側が毎年110万円までは贈与非課税、となります。

また、相続時精算課税制度とともに活用することはできません。