FP3級の過去問
2017年1月
学科 問47

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問題

FP3級試験 2017年1月 学科 問47 (訂正依頼・報告はこちら)

勤続年数35年の定年退職者が退職金として3,000万円を受け取る場合、所得税における退職所得の金額の計算上、退職所得控除額は、(   )である。
  • 800万円+40万円×(35年−20年)=1,400万円
  • 3,000万円× 1/2=1,500万円
  • 800万円+70万円×(35年−20年)=1,850万円

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。
退職所得控除額の計算
勤続年数20年以下 40万円×勤続年数(最低80万円)
勤続年数20年超 800万円+70万円×(勤続年数ー20年)

参考になった数5

02

正解は3です。
退職所得控除額は勤続年数が20年以下の場合は
40万円×勤続年数
勤続年数が20年超の場合は
800万円+70万円×(勤続年数−20年)になります。

参考になった数3

03

正解は3です。

退職所得控除額は、次のように計算します。

勤続年数(=A) とすると
・A=20年以下 40万円×A
(80万円に満たない場合には、80万円)
・A=20年超 800万円+70万円×(A-20年)

上記算式にあてはめると
800万円+70万円×(勤続年数35年−20年)=1,850万円となります。

なお、勤続年数の1年に満たないものは切り上げます。
退職所得の金額は、( 収入金額 - 退職所得控除額 )× 0.5 で算出されます。


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