FP3級の過去問
2020年9月
学科 問10

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問題

FP3級試験 2020年9月 学科 問10 (訂正依頼・報告はこちら)

スーパーマーケットを経営する企業が、店舗内で調理・販売した食品が原因で食中毒を発生させ、顧客に対して法律上の損害賠償責任を負うことによって被る損害を補償する保険として、施設所有(管理)者賠償責任保険がある。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「2」です。

製造・販売した製品の欠陥により、消費者に対して損害賠償責任を企業が負ってしまった時に備える保険は「PL保険(生産物賠償責任保険)」です。
問題文のように、調理した食品が原因で食中毒が発生したり、製造・販売した家電が出火して顧客にやけどを負わせた場合などが該当します。

なお、施設所有(管理)者賠償責任保険とは、施設の構造上の欠陥や管理の不備による事故、あるいは業務遂行中に発生した事故により、損害賠償責任を負ってしまった時に備える保険です。

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02

正解:2


施設賠償責任保険の内容についての問題になります。


「施設」と名前が付いている通り、設備や建物が原因となって発生した時の保険となります。何かしらの不備があってケガをさせた場合、他人の物を壊してしまった場合には、この保険が適用できます。あくまでも施設が原因で発生させた事故や損害のために補償するという点に注意する必要があります。


食品を調理したことによって事故や損害が発生した場合には、PL保険(製造物責任保険 Product Liabilityの略)が適用されます。

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03

問題文のケースでは、「生産物賠償責任保険(PL保険)」で補償されます。
「施設所有(管理)者賠償責任保険」では、施設の不備や欠陥によって起きた事故や、それによって第三者に損害があった場合に補償されます。

よって、正解は「2」です。

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