FP3級の過去問
2020年9月
学科 問11

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問題

FP3級試験 2020年9月 学科 問11 (訂正依頼・報告はこちら)

米国の市場金利が上昇し、同時に日本の市場金利が低下することは、米ドルと円の為替相場においては、一般に、米ドル安、円高の要因となる。
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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「2」です。

為替相場は、互いの市場金利の力関係に影響されます。
米国の市場金利が上昇し、日本の市場金利が低下すると、「日本円より米ドルを持っていた方が得だ」という心理が働き、日本円を売って米ドルを買おうとする動きが強まります。
この状態が「米ドルの価値が高くなり、日本円の価値が下がる」、つまり「米ドル高・円安」の要因となります。

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02

正解:2

金利と為替の関係に関する問題になります。
イメージして考えていくことで解答しやすくなります。


『金利が上昇する = 保有しておくと得をする』
このポイントを抑えることが重要になります。

米国の景気が良くなり、日本の景気が悪くなる。
 ↓
米国企業は設備投資を活性化させ、日本企業は設備投資を控える。
 ↓
米国の市場金利が上昇し、日本の市場金利が低下する。
 ↓
ドルを保有しておくと得をし、円を保有しておくと損をする。
 ↓
ドルの価値が上がり、円の価値が下がる。
 ↓
円安ドル高になる。

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03

流れをイメージすると、以下のようになります。

米国の市場金利が上昇、日本の市場金利は低下。

金利が高い米ドルに替える人が増えます。

日本円の価値が下がり(円安)、米ドルの価値が上がる(米ドル高)状態になります。

よって、正解は「2」です。

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