FP3級の過去問
2023年1月
実技 問20

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問題

FP3級試験 2023年1月 実技 問20 (訂正依頼・報告はこちら)

智洋さんは、下記<資料>の外貨定期預金キャンペーンに関心を持っている。預入条件が<資料>のとおりであるとき、FPの近藤さんの次の説明のうち、最も不適切なものはどれか。

<資料>
米ドル定期預金8%(年利・税引前・1ヵ月もの)
※円貨から預け入れた場合のみ適用
※原則、中途解約不可 中途解約利率適用
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この過去問の解説 (3件)

01

外貨建商品についての出題です。

選択肢1. 「外貨預金は預金保険制度の対象外となっています。」

適切です。

外貨預金は、預金保険制度の保護の対象にはなりません。

選択肢2. 「元金1万ドルを預けた場合、満期時には税引前・米ドルベースで800ドルの利息を受け取ることができます。」

不適切です。

資料から預入期間が1ヵ月と読み取れるため、満期時に受け取る利息は800ドル×1/12となります。

選択肢3. 「円貨から外貨定期預金を始める際は、TTSレート(対顧客電信売相場)が適用されます。

適切です。

円貨から外貨定期預金を始める場合は、円貨から外貨に交換する相場であるTTSレート(対顧客電信売相場)が適用されます。

TTBレート(対顧客電信買相場)と混同しないように注意してください。

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02

金融資産運用分野から外貨建商品についての出題です。

外貨定期預金の預入期間は、1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月、1年が一般的です。

選択肢1. 「外貨預金は預金保険制度の対象外となっています。」

適切です。

外貨預金は、預金保険制度の保護対象ではありません。

選択肢2. 「元金1万ドルを預けた場合、満期時には税引前・米ドルベースで800ドルの利息を受け取ることができます。」

「不適切」です。

預入期間が1ヵ月のため、満期時に受け取る利息は1年の利息である800ドルの1/12になります。

選択肢3. 「円貨から外貨定期預金を始める際は、TTSレート(対顧客電信売相場)が適用されます。

適切です。

円貨から外貨定期預金を始める際は、金融機関が通貨を売るときの為替レートであるTTSレート(対顧客電信売相場)が適用されます。

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03

金融資産運用の分野からの設問です。

選択肢1. 「外貨預金は預金保険制度の対象外となっています。」

外貨預金は預金保険制度の対象外です。適切です。

選択肢2. 「元金1万ドルを預けた場合、満期時には税引前・米ドルベースで800ドルの利息を受け取ることができます。」

資料より米ドル定期預金8%(年利・税引前・1ヵ月もの)とあるので年利800ドル×12分の1で66.666...ドルになりますので不適切です。

選択肢3. 「円貨から外貨定期預金を始める際は、TTSレート(対顧客電信売相場)が適用されます。

円貨から外貨定期預金を始める際は、TTSレート(対顧客電信売相場)が適用されます。適切です。

まとめ

年間の利子のうち何ヶ月預け入れをするか見落とさないように気をつけましょう。

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