自動車免許の過去問 | 予想問題
普通自動車免許
問119

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問題

普通自動車免許 学科試験 問119 (訂正依頼・報告はこちら)

雨にぬれた道路の走行では空走距離が長くなる。
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この過去問の解説 (2件)

01

車が停止するのに必要な距離のこと停止距離といい,次の2つを足したものが停止距離となります。
①空走距離
 …運転者が危険を感じてブレーキを踏み,ブレーキが効き始めるまでに進む距離。
②制動距離
 …ブレーキが効き始めてから車が停止するまでに進む距離。

制動距離は,
・道路の種類(アスファルト? 砂利道?)
・路面の状態(乾燥している? 濡れている?)
・積んでいる荷物の量
・タイヤの摩耗状態
などによって大きく変わります。アスファルトより砂利道,乾燥状態より濡れている状態,多くの荷物を積んでいる状態,タイヤがすり減っている状態のとき,制動距離は長くなります。

荷物の量や道路の種類や状態,タイヤの状態によって変わるのは「制動距離」であって,「空走距離」は関係ありません。なお,運転者が疲れている状態の時には「空走距離」が長くなります。

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02

「空走距離」とは、運転手がブレーキをかける時に「ブレーキが必要だ」と思った瞬間から実際にブレーキがかかるまでのタイムラグのことを言います。
つまり、人間の反応についての話ですので、道路が雨で濡れていようが空走距離に影響はありません。
運転手が疲れているなど、反応に時間がかかる状況の時に空走距離が長くなる傾向にあります。

逆に、濡れた路面で影響が出るのは「制動距離」のほうで、ブレーキが効き始めてから車が停止するまでに進む距離のことを言います。
タイヤの状況にもよりますが、乾いた路面よりも滑りやすいため制動距離が伸びます。また、ハイドロプレーニング現象の引き金にもなりえます。

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