秘書検定の過去問 | 予想問題
2級
問28

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問題

秘書検定 2級の過去問/予想問題 問28 (訂正依頼・報告はこちら)

手紙の前文に用いられる挨拶の文として、不適当と思われるものを選べ。
  • 貴社ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
  • 貴殿ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
  • 貴社ますますご隆盛のこととお喜び申し上げます。
  • 佐藤様には、ますますご健勝にてご活躍のことと存じます。
  • 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

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この過去問の解説 (3件)

01

手紙の前文を書く際、注意しなくてはいけないのはその手紙が会社や団体宛か、個人宛かということです。

会社や団体等に送る場合は「繁栄」を意味する言葉を、個人宛に送る場合は「健康」を意味する言葉を使います。

・繁栄を意味する言葉…「ご盛栄」「ご発展」「ご隆盛」など。

・健康を意味する言葉…「ご健勝」「ご清祥」など。


1.(×)「ご健勝」は個人宛に使う健康を意味する言葉ですので、「貴社」宛に使うのは不適切です。

2.(◯)「貴殿」とは、男性が目上または同等の位の男性に対して個人宛に使う言葉ですので、「ご清祥」は適切な使い方です。

3.(◯)「貴社」宛ですので、「ご隆盛」は適切な使い方です。

4.(◯)個人宛ですので、健康を意味する「ご健勝」は適切な使い方です。

5.(◯)「時下」とは「この頃」や「今は」といった意味の言葉で、宛先が誰なのかわかりません。ですので、会社宛にも個人宛にも使える「ご清栄」を使うのが適切です。

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02

正解は1番です。

・健康と繁栄の両方を指し、会社宛でも個人宛でも使用してもよいのが、「ご清栄」です。
・健康や幸せを指すため、個人宛での使用がふさわしいのが、「ご清祥」「ご健勝」です。
・会社が栄えていること意味するため、会社宛の使用がふさわしいのが、「ご盛栄」「ご繁栄」です。

1.「貴社」は会社宛なので、健康や幸せを指す「ご健勝」ではなく、「ご盛栄」「ご繁栄」などを用いましょう。
2.「貴殿」は個人宛なので、「ご清祥」で問題ありません。
3.「貴社」は会社宛なので「ご隆盛」で問題ありません。
4.「佐藤様」は個人宛なので、「ご健勝」で問題ありません。
5.「時下」とは、「この頃」といった意味を持ち、全ての季節に使える万能な時候の挨拶です。この場合は、個人宛でも会社宛でも「ご清栄」を用いるのが通例です。

参考になった数102

03

正解は1番です。

「貴社」ということは、個人宛ではなく相手の会社の繁栄を喜ぶ言葉を用いるのが適切です。
「ご健勝」は相手の健康を喜ぶ言葉なので、会社宛に使うのは不適切です。

この場合は「ご隆盛」「ご発展」「ご清栄」などとするのが適当です。

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