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保育士の過去問 平成25年(2013年) 社会福祉 問76

問題

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次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
3歳の男児と生後8か月の女児を連れて、突然、母親のJさんが児童相談所を訪れた。子育てについて悩んでいる様子であったので、早速、相談員のKは、面接室に招き入れた。

【設問】
次の文は、児童相談所の相談員としての対応に関する記述である。最も適切な記述を一つ選びなさい。
   1 .
突然訪れたので、事前に相談予約をするように助言し、帰ってもらった。
   2 .
子育てについて悩んでいる様子を受け入れて、母親のJさんの訴えに耳を傾けた。
   3 .
子育ての問題は、保育所等でも対応しているので、母親のJさんの訴えも聞かず、近くの保育所を相談した。
   4 .
相談中、女児が泣き出したので、相談員のKは相談に集中できないと判断した結果、これ以上相談ができない旨を母親のJさんに告げた。さらに、次回は女児を連れてこないように注意した。
   5 .
相談をし始めると、母親のJさんが急に泣き出したので、あわてた相談員のKは泣き出した理由を聞き出そうと質問をくり返した
( 保育士試験 平成25年(2013年) 社会福祉 問76 )
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この過去問の解説 (3件)

19
正解は2です。

1 ×
悩んでいる様子なのに、話を聞かずに帰してしまうという対応は不適切です。
重要な問題を見過ごしてしまうかもしれませんし、今後、信頼関係を築くためにも不利になります。

2 ○
まずJさん親子の話をよく聞くことが重要です。これを受理面接(インテーク)といいます。

3 ×
Jさんの話を聞かずに保育所を紹介するのは不適切です。

4 ×
児童相談所運営指針によると、相談中は、子どもや保護者の気持ちを和らげ、受容的かつ慎重に対応するべきとあります。やみくもに注意し、女児を連れてこないように指示するのは不適切です。

5 ×
あわてて質問をするのは不適切です。まずはJさんが泣きだした状態を受容することが大切です。

付箋メモを残すことが出来ます。
5
1.誤り。子育てについて悩んで来所したにも関わらず予約をするようにと言う対応は不適切です。

2.正しい。Jさんの訴えに耳を傾ける受容・傾聴の姿勢は正しい対応です。

3.誤り。Jさんの話も聞かず近くの保育所を紹介するのは不親切であり適切な対応とは言えません。

4.誤り。Jさんと子供の状況をふまえると相談員の対応は不適切です。

5.誤り。まずはJさんの気持ちを受け止め、ゆっくり話をしながら、対応をします。むやみに質問攻めにする対応は不適切です。

よって選択肢2が正解です。

5
正解は 2です。

1…× 個別援助に際し、面接初期の段階で、信頼関係を築くことができるかどうかが、その後の問題解決の方向を決定すると言われていますので、来訪意図や緊急性の把握もしないで帰してしまったことは、適切ではありません。

2…○ これはインテーク(受理面接)の段階です。Jさんの話を傾聴できているので適切な対応といえます。

3…× 訴えを聞かずに保育所を紹介してしまうことは不適切です。

4…× 気持ちを和らげることなく、排除する姿勢は、適切であるとは言えません。

5…× 子どもの気持ちを和らげることが先決です。質問を繰り返す行為が、気持ちを和らげる行為とは言えず、不適切です。

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