保育士の過去問
平成25年(2013年)
社会福祉 問74

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問題

保育士試験 平成25年(2013年) 社会福祉 問74 (訂正依頼・報告はこちら)

次の用語の解説は、援助技術のアプローチに関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 問題解決アプローチ ― 相談援助の過程で、援助者が利用者自身のワーカビリティを含めた診断を行いつつ、利用者自身の機能する力を支持、補足、強化するアプローチである。
B 危機介入アプローチ ― 利用者の心理的危機への介入により、社会的機能の回復、あるいは、心理的危機の回避を行うことを目的とするアプローチである。
C エンパワメントアプローチ― 利用者の語る物語を通して援助を行うアプローチであり、利用者が新たな意味の世界を創り出すことにより、問題解決へと導くアプローチである。
D 心理社会的アプローチ ― 「状況の中にある人間」という概念を中心として、ケースワークの治療モデル(あるいは医学モデル)に、精神分析を重視した理論を加えたアプローチである。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

A ○
適切な記述です。パールマンによって提唱されました。

B ○
適切な記述です。

C ×
記述の内容は、「ナラティブアプローチ」です。
エンパワメントアプローチは、利用者の潜在能力に着目し、それを引き出して問題を解決しようとするアプローチです。

D ○
適切な記述です。
心理社会的アプローチは、アメリカの社会福祉研究者・ホリスによって提唱されました。

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02

A.正しい。パールマンが提唱しました。4つのP(Person人・Problem問題・Place場所・Process過程)が有名です。

B.正しい。

C.誤り。「物語」のキーワードはナラティブアプローチです。
エンパワメントアプローチ:抑圧されている利用者に対しその存在能力に気付き退所することで問題解決を目指すアプローチのことです。

D.正しい。

よって○○×○となり選択肢2が正解となります。

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03

正解は 2です。

C…× この記述は、「ナラティブアプローチ」です。「エンパワメントアプローチ」とは、社会的にパワーレス下にあり、抑圧されている利用者に対し、その潜在能力に気づいて対処することで問題解決しようとするアプローチです。

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