保育士の過去問
平成25年(2013年)
子どもの保健 問118

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問題

保育士試験 平成25年(2013年) 子どもの保健 問118 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、乳幼児の生活と保育に関する記述である。不適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

A 乳幼児をあやそうとして、わきの下を持って強く前後に揺らしたり、放り上げたりすることは危険なので行ってはならない。
B 生後1か月を過ぎたら、戸外の空気に触れさせ積極的に日光浴をさせる。
C おむつを取り替えるときは、両足を垂直に持ち上げ手早く替える。
D 新生児はベビーバスで沐浴させるが、生後1か月を過ぎたら、普通の浴槽に入れて構わない。
E ハイハイをはじめるころからの乳児は動きが活発になるので、衣服は大人より1枚少なめが望ましい。
  • A B
  • B C
  • B D
  • C E
  • D E

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

A ○
乳幼児を激しく揺らすと脳内出血(揺さぶられっこ症候群)を起こしやすいので危険です。放り上げるような行為も落としてしまうリスクを考えると大変に危険です。

B ×
「積極的に日光浴をさせる」という記述は不適切です。強い日差しは避けなければなりません。また、体調や天候を見て、短時間から慣らしていくべきです。

C ×
足を垂直に持ち上げると股関節脱臼を起こしやすいといわれています。おむつ交換の際は、お尻を持ち上げることがポイントです。

D ○
新生児を感染から防ぐため生後1カ月まではベビーバスの使用がすすめられていますが、生後1か月ころから大人と一緒に入浴する家庭が多いようです。

E ○
生後半年を過ぎたころの乳児はよく動くようになり代謝も活発で汗をかきやすいので、大人より1枚少なめがよいといわれています。

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02

正解…2
B:乳児の積極的な日光浴は推奨されない.
C:脱臼のおそれがあるので、両足を垂直に持ち上げてはならない.

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03

正解は2です。

A 適切な記述です。乳児を強く揺さぶることにより、脳内出血を起こし最悪の場合、死に至ります。危険なので絶対にしてはいけません。

B 強い日差しを長時間浴びるのは子どもの皮膚に大きな負担を与えます。積極的に行うのではなく、様子を見ながら少しずつ行うのが良いです。

C 両足を垂直に持ち上げると股関節脱臼を起こす危険があるので、足ではなくお尻を持ち上げるようにしましょう。

D 適切な記述です。感染症を防いだり衛生のために生後1ヶ月まではベビーバスで入浴するようにします。

E 適切な記述です。乳児は大人と比べ代謝が活発なので、衣服は大人より1枚少なめに着せる方が良いです。

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