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保育士の過去問 平成24年(2012年) 社会福祉 問1

問題

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次の文は、知的障害児・者福祉のパイオニアと言われた糸賀一雄が著した「福祉の思想」の一部である。( )にあてはまる語句として正しいもの一つ選びなさい。

くどいようだが、この子らが不幸なものとして世の片隅、山峡の谷間に日の目もみずに放置されてきたことを訴えるばかりではいけない。この子らはどんなに重い障害をもっていても、だれととりかえることもできない個性的な自己実現をしているものなのである。人間とうまれて、その人なりの人間となっていくのである。その自己実現こそが創造であり、生産である。私たちのねがいは、重症な障害をもったこの子たちも、立派な生産者であるということを、認めあえる社会をつくろうということである。「この子らに世の光を」あててやろうというあわれみの政策を求めているのではなく、この子らが自ら輝く素材そのものであるから、いよいよみがきをかけて輝かそうというのである。(  )この子らが、うまれながらにしてもっている人格発達の権利を徹底的に保障せねばならぬということなのである。(出典「福祉の思想」糸賀一雄)
   1 .
この子らに支援の手を差し伸べなければならない。
   2 .
「この子らを世の光に」である。
   3 .
この子らの自立支援を目指そうと言うのである。
   4 .
この子らの社会参加を目指そうと言うのである。
   5 .
この子らに対する保護を考えなければならない。
( 保育士試験 平成24年(2012年) 社会福祉 問1 )
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この過去問の解説 (3件)

58
正解は2です。

糸賀一雄(1914年~1968年)といえば、「この子らを世の光に」。
それまで社会で疎んじられていた障害児の個性に注目し、知的障害児のための療育施設「近江学園」や重症心身障害児施設「びわこ学園」を創設するなどして、障害児福祉に大きな業績を残しました。
「この子ら【に】世の光を」ではなく、「この子ら【を】世の光に」……つまり、障害児に光を当ててやろうという哀れみの政策ではなく、むしろ彼らの持つ輝きが社会全体をよくしていくのだという信念は、今も多くの福祉従事者に受け継がれています。

付箋メモを残すことが出来ます。
14
知的障害児・者福祉のパイオニア
糸賀一雄
福祉の思想
この子らを世の光に

とても有名なフレーズです。
合わせて覚えておきましょう。

11
正解は2です。

糸賀一雄は「社会福祉の父」とも呼ばれる人物であり、重症心身障害児施設「びわこ学園」、知的障害児施設「近江学園」の設立者として知られています。

彼の有名な言葉が問題文の『この子らを世の光に』です。糸賀氏は、障害を持った人もそうでない人もそれぞれが個性を持ち自己実現をしていく権利があることを唱えたのです。

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