保育士の過去問
平成23年(2011年)
保育原理 問111

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

保育士試験 平成23年(2011年) 保育原理 問111 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、保育所が行う一時保育に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 一時保育は各保育所の独自の取り組みであり、市町村とは関わりなく実施する。
B 発達のつまずきが疑われる子どもについては、保健センターの保健師の許可を得た場合には、一時保育を受け付ける。
C 一人一人の子どもの心身の状態、保育場面への適応などを考慮して保育する。
D 一時保育の子どもと通常保育の子どものそれぞれの安定のために、一時保育のための保育室を確保して必ず両者を分けて保育を行う。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は5です。

A ×
「市町村とは関わりなく実施する」という記述は不適切です。
「保育所保育指針解説書」第6章「保護者に対する支援」3「地域における子育て支援」によると、「一時保育の実施に当たっては、地域の一時保育のニーズを把握し、市町村と緊密な連携をとりつつ行うことが求められます」とあります。

B ×
一時保育において、発達のつまずきが疑われる子どもについての規定は、特に設けられていません。

C ○
適切な記述です。

D ×
「必ず両者を分けて保育を行う」という記述は不適切です。
一時保育においては、必要に応じて通常保育と関連させるなど、柔軟な保育を求められています。

参考になった数30

02

正解…「5」

一時保育の実施に当たっては地域の一時保育のニーズを把握し、市町村と密な連携をとりつつ行われることが求められる。
一時保育における子どもの集団構成は、必要に応じて通常保育とも関連させるなどして柔軟な保育を行うことが求められる。

参考になった数12

03

正解は5です。

「保育所保育指針」(平成30年改定)に
書かれていることをもとに判断していきます。

A ×

「第4章 子育て支援」
「3 地域の保護者等に対する子育て支援」
「(2)地域の関係機関等との連携」に、
一時保育などの実施にあたっては、
自治体と連携し、地域の状況を把握し
必要な事業を実施することが大切であると
書かれています。


B ×

発達のつまずきが疑われる子どもについて、
一時保育に関することが
書かれた部分はありません。


C ○

「第4章 子育て支援」
「3 地域の保護者等に対する子育て支援」
「(1)地域に開かれた子育て支援」「イ」に、
一人一人の子どもの心身の状態などを
考慮し、日常の保育との関連に配慮する、
と書かれています。


D ×

「第4章 子育て支援」
「3 地域の保護者等に対する子育て支援」
「(1)地域に開かれた子育て支援」「イ」に、
状況に応じて、
保育所で行っている活動や行事に参加するなど
柔軟な保育を行うことが
必要であると書かれています。

参考になった数5