保育士 過去問
平成27年(2015年)
問84 (保育の心理学 問84)

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問題

保育士試験 平成27年(2015年) 問84(保育の心理学 問84) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、アタッチメント(愛着)に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  アタッチメント(愛着)は生理的なケアによって決定されるのではなく、情緒的なやりとりによって人との間に形成される。
B  子どもがもつ愛着対象についてのイメージは、内的ワーキングモデルと呼ばれる。
C  養育者との間にアタッチメント(愛着)が形成されると、子どもは養育者と離れることに抵抗するという「人見知り」を示すようになる。
  • (A)○   (B)○   (C)×
  • (A)○   (B)×   (C)×
  • (A)×   (B)○   (C)○
  • (A)×   (B)○   (C)×
  • (A)×   (B)×   (C)○

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この過去問の解説 (4件)

01

Aのアタッチメントとは、子どもと養育者との間に形成される情緒的な絆のことを指します。この概念はイギリスの精神科医ボウルビィによって確立されました。よって○です。

Bは、内的ワーキングモデルとは、発達初期の、養育者との関係の中で形成される認知的枠組のことを指します。具体的には、自分の要求に親がよく応じてくれたかどうか等、親との相互交流の経験をもとに形成されます。これにより、愛着対象のイメージと合致するため○です。

Cは、人見知りとは、知らない人に恐怖や警戒を示すことで、他人をみることで養育者と区別し、愛着形成されていると言えます。しかし、この設問においては、「子どもは養育者と離れることに抵抗する」とあり、「分離不安」について述べているので×です。

これにより、1が正解です。

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02

正解は1です。

A 適切です。アタッチメント(愛着)は子どもと養育者との間に形成される情緒的な絆のことを言います。子どもは特定の相手に無条件に愛され、受け止められることにより、他者との愛着関係を築くことができるようになります。

B 適切です。子どもがもつ愛着対象についてのイメージは、内的ワーキングモデルと呼ばれます。

C 不適切です。「子どもが養育者と離れることに抵抗を示す」ことは「分離不安」と呼ばれます。これは、人見知りとは違い、特定の養育者との間で適切なアタッチメントが形成されなかったことにより起こるものです。「人見知り」とは、養育者との間に適切なアタッチメントが形成された証であり、養育者とそうでない者の区別が付き、知らない人、関わりのない人に対して恐怖や警戒心を抱くことを言います。

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03

正解は、「1 .(A)○ (B)○ (C)×」です。

A アタッチメント(愛着)は生理的なケアによって決定されるのではなく、情緒的なやりとりによって人との間に形成されます。幼少期において愛着関係を築くのはとても大切です。

B 子どもがもつ愛着対象についてのイメージは、内的ワーキングモデルと呼ばれます。

C 養育者との間にアタッチメント(愛着)が形成されたのち、他の人がかかわろうとするのを抵抗することが「人見知り」です。
「人見知り」にも個人差があるので、人見知りしないから、愛着が形成されてないということではありません。

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04

解答は1です。

A、◯
 アタッチメントは、母親と子どもの間に形成されるものが例として挙げられることが多くあります。
 特定の相手から無条件に受容され、愛されることによりアタッチメントが形成されます。

B、◯
 問題文の通りです。

C、×
 人見知りはアタッチメントが形成された証とも言えます。
 子どもの中には人見知りが強く見られる子もいますが、特定の相手との間にアタッチメントが形成されることにより、その人が安全基地となり、その人がいることによって探索行動を安心してすることができるようになったりと、行動範囲が広がることにつながります。

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