保育士の過去問
平成27年(2015年)
子どもの保健 問110

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問題

保育士試験 平成27年(2015年) 子どもの保健 問110 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、保育所での定期健診で担当する3歳児に関する記述である。

嘱託医より「聴診で心臓に弱い雑音が聴かれる。問題のない雑音であるので、様子を見て、次の健診の際に、また、注意して診察してみましょう」と言われた。

次のうち、この3歳児の担当保育士として行うべき行動の記述の組み合わせを一つ選びなさい。

A  保護者に健診で心雑音がみつかったので、すぐに小児の心臓専門医に診てもらうように勧める。
B  保護者に健診で問題のない心雑音がみつかったので、かかりつけの小児科医を受診する際に、確認するように勧める。
C  保育所で、その3歳児の行動を普段通り見守っていればよい。
D  その3歳児は、先天性心疾患をもっている可能性があるので、その行動を制限する。
E  その3歳児に関して、気になる行動があったら、園長に相談する。
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この過去問の解説 (4件)

01

正解 4

A × 嘱託医より「問題のない雑音であるので、様子を見て」と指示があったので、
保護者に対する不安を煽るような言動は控えます。

B ◯ 問題文の通り、保育士の行動として的確な言動です。

C ◯ 嘱託医の指示通り、普段通りの日常を過ごして様子をみます。

D × 嘱託医が「問題のない雑音であるので、様子を見て」と話していたので、行動を制限する必要はありません。

E ◯ 問題文の通り、気になる行動があった場合は、
園長に相談します。

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02

正解は4です。

A 嘱託医からは「問題のない雑音であるので、様子を見て」との指示があるので今すぐに受診を勧めるなど保護者の不安を煽るような言葉かけは控えます。

B 適切な対応です。

C 適切な対応です。

D 嘱託医から「行動を制限する必要がある」という指示はないので子どもの行動を制限する必要はありません。

E 適切な対応です。

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03

正解は、「4 .B C E」です。

A ×問題のない雑音であるので、様子を見て、と言われているのに、小児の心臓専門医に診てもらうように勧めることは不安を煽るため不適切です。

B 〇保護者に健診で問題のない心雑音がみつかったので、かかりつけの小児科医を受診する際に、確認するように勧めることは適切です。

C 〇 保育所で、その3歳児の行動を普段通り見守ることは適切です。

D× 嘱託医は様子を見て、と言っているので、行動を制限する必要はありません。嘱託医の指示に基本的に従います。

E 〇その3歳児に関して、気になる行動があったら、園長に相談することは適切です。

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04

正解は、4(B・C・E)です。

A ×
 委託医は「問題の無い雑音で、次回にまた注意して診る」という診断であったので、むやみに保護者を不安にさせるような行為は慎みます。

B ○
 委託医の診断結果を正しく伝え、保護者の気持ちも汲んでいるので○です。

C ○
 文面通りです。

D ×
 委託医の診断を過剰に受け取った末の行為です。診断は出ていないので普段通りに接します。

E ○
 文面通りです。

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