保育士の過去問
平成27年(2015年)
子どもの保健 問111
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問題
保育士試験 平成27年(2015年) 子どもの保健 問111 (訂正依頼・報告はこちら)
次のA~Eのうち、障害名及び疾患名とその症状として適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 知的障害 ― 精神の発達不全
B アスペルガー症候群 ― 言語の遅れ
C AD/HD ― 興味の限局
D 学習障害 ― 汚言症
E チック障害 ― 運動麻痺
A 知的障害 ― 精神の発達不全
B アスペルガー症候群 ― 言語の遅れ
C AD/HD ― 興味の限局
D 学習障害 ― 汚言症
E チック障害 ― 運動麻痺
- (A)○ (B)○ (C)○ (D)× (E)×
- (A)○ (B)× (C)○ (D)× (E)○
- (A)○ (B)× (C)× (D)× (E)×
- (A)× (B)○ (C)○ (D)○ (E)○
- (A)× (B)○ (C)× (D)○ (E)×
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この過去問の解説 (4件)
01
A ◯ 問題文の通り、知的障害の症状として精神の発達不全があります。
B × アスペルガー症候群の症状には言語の遅れはありません。
C × 興味の限局は、AD/HDではなく自閉症の症状です。
D × 汚言症は学習障害の症状ではありません。
E × チック障害は、突発的に繰り返される不規則な運動もしくは発生が症状であり、
運動麻痺ではありません。
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02
A ○
知的能力障害、知的発達症ともいいます。他に、適応機能の欠陥も含まれます。
B ×
アスペルガー症候群は、自閉症の特徴である「意志伝達の障害」「対人関係の障害」「興味と遊びが限定的で反復的」な面を持った障害です。自閉症との違いは、言語の遅れは無いという点です。知的発達の遅れもありません。
C ×
AD/HDは、年齢や発達に相応しくない、注意力散漫、衝動性、多動性などの特徴を持ちます。興味の限局は、Dの学習障害の特徴です。
D ×
局限性学習症ともいいます。知能は正常であるのに、特定の学習能力において困難をきたす特徴を持ちます。
E ×
チック障害は、意志とは関係無く、顔面の筋肉の突発的な動き、または叫びなどの音声チック等を特徴とします。多くは心因性のものです。運動麻痺は神経の障害なので当てはまりません。
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03
A 適切です。知的障害には精神の発達不全が見られます。
B アスペルガー症候群はコミュニケーションに目立った障害はなく言語の遅れも見られません。
C 「AD/HD」には注意欠陥、多動という特性がみられます。興味の偏りは「自閉症」の人にみられる特性です。
D 汚言症は卑猥な言葉や罵倒するような言葉を不随的に発してしまう症状であり、言語症状とは違います。
E チック障害は突発的で、不規則な、体の一部の速い動きや発声を繰り返す状態が一定期間続く症状であり、運動麻痺とは違います。
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04
A 知的障害 ― 精神の発達不全
B アスペルガー症候群 ― コミュニケーション
C AD/HD ― 注意欠如・多動
D 学習障害 ― 一部の学習能力の遅れ
E チック障害 ― 不規則的な動き・奇声などを繰り返す。
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