保育士の過去問
平成27年(2015年)
子どもの保健 問112

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問題

保育士試験 平成27年(2015年) 子どもの保健 問112 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、解離性(転換性)障害に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  青年期では、男子より女子で多くみられる。
B  症状の一つとして、無感覚、錯感覚、視力障害などの感覚系の症状がみられる。
C  症状の一つとして、失立、失歩、半側眼瞼下垂、けいれんなどの運動系の症状がみられる。
D  症状の一つとして、急性尿閉塞、想像妊娠、しゃっくりなどの内臓系の症状がみられる。
  • (A)○   (B)○   (C)○   (D)○
  • (A)○   (B)○   (C)×   (D)×
  • (A)○   (B)×   (C)○   (D)×
  • (A)×   (B)○   (C)×   (D)○
  • (A)×   (B)×   (C)×   (D)×

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この過去問の解説 (4件)

01

正解 1

A ◯ 解離性(転換性)障害は青年期には男子より女子で多くみられます。

B ◯ 解離性(転換性)障害の症状の1つに、無感覚、錯感覚、視力障害等の感覚系の症状があります。

C ◯ 解離性(転換性)障害の症状の1つに、失立、失歩、半側眼瞼下垂、痙攣などの運動系の症状があります。

D ◯ 解離性(転換性)障害の症状の1つに、急性尿閉塞、想像妊娠、吃逆などの内臓系の症状があります。

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02

正解は1です。

解離性障害とは、記憶や意識、知覚やアイデンティティ(自我同一性)のなどの感覚が失われた状態の事を言い、無感覚、錯感覚、視力障害などの感覚系の症状や失立、失歩、半側眼瞼下垂、けいれんなどの運動系の症状、急性尿閉塞、想像妊娠、しゃっくりなどの内臓系の症状がみられます。

よってA~Dすべての記述が正解となります。

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03

正解は、1です。

A・B・C・D ○
 解離性障害とは、心に耐えられない程の困難や葛藤を経験した時に、自分という存在を自分から離してしまう障害です。記憶をなくし全く知らない場所で生活する、また、多重人格の症状等も当てはまります。
 治療法は、安心出来る環境に整えて、周囲の人々の理解や信頼を築きあげ、医師との心療も合わせて長期的に見守っていくことです。

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04

正解は、「1 .(A)○ (B)○ (C)○ (D)○」です。

A〇 青年期では、男子より女子で多くみられます。

B 〇 症状の一つとして、無感覚、錯感覚、視力障害などの感覚系の症状がみられます。

C〇 症状の一つとして、失立、失歩、半側眼瞼下垂、けいれんなどの運動系の症状がみられます

D 〇症状の一つとして、急性尿閉塞、想像妊娠、しゃっくりなどの内臓系の症状がみられます。

解離性障害とは、自分が自分である感覚がなくなったような状態の事をいいます。

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