保育士の過去問
平成28年(2016年)前期
社会福祉 問72

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問題

保育士試験 平成28年(2016年)前期 社会福祉 問72 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、地域をとらえる視点に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  地域の教育力向上の策である放課後児童健全育成事業は、保護者の就労等の条件なしに、すべての小学校就学児童に遊び場及び生活の場を与えるものである。
B  相談援助において、地域を基盤とする援助システム構築の必要性は高まっている。
C  子どもたちと地域社会の交流は子どもたちの生活経験を豊かにし、人とかかわることの喜びや人への信頼感が醸成される。
D  保育所において、育児不安を持つ保護者に関しては希望に応じて個別の支援が必要となるが、さらに、子育て家庭の交流の場の提供まで行うことが望ましい。
  • (A)○  (B)○  (C)×  (D)○
  • (A)○  (B)×  (C)○  (D)○
  • (A)○  (B)×  (C)○  (D)×
  • (A)×  (B)○  (C)○  (D)○
  • (A)×  (B)○  (C)×  (D)×

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この過去問の解説 (3件)

01

正解:4

A―×
B―〇
C―〇
D―〇

A.
放課後児童健全育成事業とは、保護者が労働等により昼間家庭にいない小学校に就学している児童に対し、授業の終了後等に小学校の余裕教室や児童館等を利用して適切な遊び及び生活の場を与えて、その健全な育成を図るものです。

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02

正解は4です。

A:×
保護者の労働等で放課後のケアが必要であることが条件です。

B:〇
個々の状況に合わせた援助基盤の構築には、当人をとり巻く環境をも考慮する必要があります。

C:〇
子どもは地域社会で育つものであり、保育所は地域の福祉施設として交流をはかることも求められています。

D:〇
保育所には子育て支援機能も求められています。

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03

Aは×です。
放課後児童健全育成事業とは、保護者が労働等により昼間家庭にいない小学校の子供たちに対し、授業の終了後に適切な遊び及び生活の場を提供して、健全な育成を図るものです。

Bは○です。
適切な記述です。
相談者の抱えている課題そのものだけに働きかけるのーでなく、生活全体に焦点をあてて、相談者が生活する地域において、本人と環境との相互作用を促進していくことが大切だと考えられています。

Cは○です。
適切な記述です。

Dは○です。
適切な記述です。

よって正解の組み合わせは4となります。

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