保育士の過去問
平成29年(2017年)後期・地域限定
児童家庭福祉 問58

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問題

保育士試験 平成29年(2017年)後期・地域限定 児童家庭福祉 問58 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「児童養護施設入所児童等調査結果( 平成25年2月1日現在 )」による、児童自立支援施設に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
  • 全国に58か所設置され、全国で1,600名を超える児童が入所している。
  • 入所児童の入所時の平均年齢は約13歳である。
  • 在所期間は平均約1.0年で8割以上が2年未満の利用である。
  • 入所児童で「障害等あり」のうち、広汎性発達障害のある児童が4割以上を占めている。
  • 入所児童のうち、被虐待経験のある児童が半数以上を占めている。

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この過去問の解説 (3件)

01

1は○です。

2は○です。

3は○です。

4は×です。
入所児童で「障害等あり」のうち、広汎性発達障害のある児童の割合は14.7%となっています。

5は○です。

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02

以下、選択肢ごとに解説します。

選択肢1. 全国に58か所設置され、全国で1,600名を超える児童が入所している。

適切です。

児童自立支援施設は、全国に58か所設置され、全国で1,600名を超える児童が入所しています。

選択肢2. 入所児童の入所時の平均年齢は約13歳である。

適切です。

児童養護施設入所児童等調査結果( 平成25年2月1日現在 )と入所児童の入所時の平均年齢は約13歳という結果が出ています。

選択肢3. 在所期間は平均約1.0年で8割以上が2年未満の利用である。

適切です。

在所期間は平均約1.0年で8割以上が2年未満の利用が最も多いという結果が出ています。

選択肢4. 入所児童で「障害等あり」のうち、広汎性発達障害のある児童が4割以上を占めている。

児童養護施設お入所児童で「障害等あり」のうち、広汎性発達障害のある児童は、14.7%で4割以上ではありません。

選択肢5. 入所児童のうち、被虐待経験のある児童が半数以上を占めている。

適切です。 

入所児童の内の約半数の児童が被虐待経験があるという結果が出ています。

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03

正解は4です。

「児童養護施設入所児童等調査結果」は、
・全国の里親委託児童
・児童養護施設の入所児童
・情緒障害児短期治療施設の入所児童
・児童自立支援施設の入所児童
・乳児院の入所児童
・母子生活支援施設の児童並びに保護者
・ファミリーホーム委託児童
・自立援助ホーム入居児童
を、対象としています。

1 〇 適切です。
全国に58か所設置され、全国で1,600名を超える児童が入所しています。

2 〇 適切です。
入所児童の入所時の平均年齢は約13歳です。

3 〇 適切です。
在所期間は平均約1.0年で8割以上が2年未満の利用です。

4 × 不適切です。
広汎性発達障害のある児童は14.7%であり、4割以上ではありません。

5 〇 適切です。
入所児童のうち、被虐待経験のある児童が半数以上を占めています。

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