保育士の過去問
平成29年(2017年)後期・地域限定
保育の心理学 問88

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問題

保育士試験 平成29年(2017年)後期・地域限定 保育の心理学 問88 (訂正依頼・報告はこちら)

次の(   )にあてはまる用語として最も適切なものを一つ選びなさい。

集団の中に入りたいという思いは、幼児期の子どもたちにとってごく自然なことである。幼児期にみられる欲求を分類すると、愛情をもって養育されたいという生理的欲求、安全の欲求、そして、それらが満たされた子どもは集団に所属したいという所属の欲求、さらに、認められたいという承認の欲求を抱きつつ、幼児期にふさわしい(   )へと動機づけられる。すなわち(   )は、集団の中で自発的な遊びや学びを通して個性を発揮しようとすることである。
  • コンピテンス
  • 自己決定
  • エンパワメント
  • 自己実現
  • セルフ・モニタリング

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 自己実現 です。

選択肢1. コンピテンス

「コンピテンス」とは、子どもが周りに働きかけて「自分はこれができる!」と実感することです。あまり難しい心理ではないので覚えておいても良いかもしれません。

選択肢2. 自己決定

「自己決定」とは、何かを決める時に友人や親ではなく自分で物事を決めることです。

選択肢3. エンパワメント

「エンパワメント」とは、肯定的な指導を受けることにより、自分自身の持っている力に気付き課題を解決していくことです。

選択肢4. 自己実現

正解です。

選択肢5. セルフ・モニタリング

「セルフ・モニタリング」とは自分の行動や活動を記録することです。言葉からも和訳で何となく意味は分かると思います。

参考になった数20

02

正解は「自己実現」です。

選択肢1. コンピテンス

自分を認識する動機づけ、有能感を言います。

選択肢2. 自己決定

他人からの介入を受けずに自由に決めることです。

選択肢3. エンパワメント

本来持っている潜在能力を引き出させることです。

選択肢4. 自己実現

正解です。

選択肢5. セルフ・モニタリング

自分のストレスに気づき、自分の状態を整理する方法です。

参考になった数14

03

設問の意味をふまえて適切な語句を考えると、自己実現があてはまります。

設問はマズローの説について説明しています。

マズローは「欲求5段階説」を提唱しました。人間には5段階の欲求があり、1つの段階の欲求が満たされると、次の段階の欲求を満たそうとするという心理行動です。 

第一の欲求は「生理的欲求」、第二の欲求は「安全欲求」、第三の欲求は「社会的欲求」、第四の欲求は「承認欲求」、そして第五の欲求が「自己実現の欲求」です。

参考になった数12