保育士の過去問
平成30年(2018年)前期
保育原理 問18

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問題

保育士試験 平成30年(2018年)前期 保育原理 問18 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文のうち、「保育所保育指針」第7章「職員の資質向上」の一部として正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  子どもの最善の利益を考慮し、人権に配慮した保育を行うためには、職員一人一人の知識並びに保育所職員としての職務の自覚がその基盤とならなければならない。
B  施設長は、職員及び保育所の課題を踏まえた保育所内外の研修を体系的、計画的に実施するとともに、保育観に関する職員への恒常的指導に努めなければならない。
C  職員は、子どもの保育及び保護者に対する保育に関する指導が適切に行われるように、自己評価に基づく課題等を踏まえ、保育所内外の研修等を通じて、必要な知識及び技術の修得、維持及び向上に努めなければならない。
D  職員一人一人が課題を持って主体的に学ぶとともに、他の職員や地域の関係機関など、様々な人や場との関わりの中で共に学び合う環境を醸成していくことにより、保育所の活性化を図っていくことが求められる。
※ 「保育所保育指針」の目次や記載内容等が、指針の改定(平成30年4月1日施行)により変更されました。 この設問は平成30年に出題された設問となります。 参考情報1   参考情報2
  • ( A )○  ( B )○  ( C )○  ( D )×
  • ( A )○  ( B )○  ( C )×  ( D )×
  • ( A )○  ( B )×  ( C )×  ( D )○
  • ( A )×  ( B )○  ( C )○  ( D )○
  • ( A )×  ( B )×  ( C )○  ( D )○

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この過去問の解説 (3件)

01

保育の質が問われるようになり、保育所における職員のあり方がとても重要です。今後も注目されるため、保育所保育指針はもれなく読むようにしましょう。

A:× 知識ではなく、「倫理観、人間性」です。
B:× 保育観に関する恒常的指導ではなく、「職員の自己研鑽に対する援助や助言」です。
C:○ 記述の通りです。
D:○ 記述の通りです。

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02

正解は5です。

A 「知識」という部分が誤った記述です。
『子どもの最善の利益を考慮し、人権に配慮した保育を行うためには、職員一人一人の【倫理観、人間性】並びに保育所職員としての職務の自覚がその基盤とならなければならない。』が正しい記述です。

B 『恒常的な指導』という部分が誤りです。
『施設長は、職員及び保育所の課題を踏まえた保育所内外の研修を体系的、計画的に実施するとともに、保育観に関する職員への【必要な環境の確保】に努めなければならない。』が正しい記述です。

C 適切です。

D 適切です。

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03

現在では、「第五章 職員の資質向上」に記されています。

A.×です。
「1職員の資質向上に関する基本的事項 ( 1 ) 」に記されています。
正しい条文は「子どもの最善の利益を考慮し、人権に配慮した保育を行うためには、職員一人一人の( 倫理観、人間性 )並びに保育所職員としての職務及び責任の理解と自覚が基盤となる。」です。
求められるのは、職員の【知識】ではなく、【倫理観、人間性】です。

B.×です。
「2施設長の責務」に記されています。
条文では「施設長は、保育所の全体的な計画や社会的責任を遂行するために、法令等を遵守し、保育所を取り巻く社会的情勢等を踏まえ、施設長としての専門性等の向上に努め、当該保育所における保育の質及び職員の専門性向上のために必要な環境の確保に努めなければならない。」と記されています。
【恒常的な指導】ではなく、【必要な環境の確保】です。

C.○です。
「1職員の資質向上に関する基本的事項 ( 1 ) 」に記されています。
条文には「各職員は、自己評価に基づく課題等を踏まえ、保育所内外の研修等を通じて、保育士・看護師・調理員・栄養士等、それぞれの職務内容に応じた専門性を高めるため、必要な知識及び技術の修得、維持及び向上に努めなければならない。」とされています。

D.○です。
「3職場における研修 4研修の実施体制等」に記されています。
日常的に職員同士が主体的に学び合う姿勢と環境が重要であり、また、その知識及び技能を他の職員と共有することにより、保育実践の質及び専門性の向上につなげることが大切です。

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