保育士の過去問
平成30年(2018年)後期
社会的養護 問32

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問題

保育士試験 平成30年(2018年)後期 社会的養護 問32 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、社会的養護の歴史に関する記述である。A〜Cを年代の古い順に並べた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  セオドア・ルーズベルト大統領の招集により、「第1回白亜館会議(ホワイトハウス会議)」が開催された。この会議において「児童は緊急なやむをえない理由がない限り、家庭生活から引き離されてはならない」などの宣言が行われた。
B  ボウルビィ(Bowlby, J.)は「乳幼児の精神衛生」において、母性的養育の剥奪が子どもにとって深刻な影響をもたらすとした。
C  バーナード(Barnardo, T. J.)は浮浪児等が生活する施設としてバーナードホームを設立した。この施設では小舎制を採用するとともに里親委託の試みが行われた。
  • A → B → C
  • A → C → B
  • B → A → C
  • B → C → A
  • C → A → B

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は5です。

Aの記述にある「第1回ホワイトハウス会議(白亜館会議)」が開催されたのは、1909年です。

Bの記述のボウルビィの『乳幼児の精神衛生』が発表されたのは1951年です。

Cの記述の「バーナードホーム」が開設されたのは1870年です。

よってC→A→Bの順となるので5が正解です。

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02

解答. 5
A. 1909です。
子どもの福祉のために初めて開催された会議です。
「児童は緊急なやむをえない理由がない限り、家庭生活から引き離されてはならない」
など、家庭を重んずる宣言が行われました。

B. 1951年です。
本題は、「Maternal Care and Mental Health」邦題は「乳幼児の精神衛生」です。

C. 1870年です。
バーナードホームは、浮浪児などを保護する孤児院として開設されました。
現在では、里親支援、養子縁組、障害児支援等を行う
児童福祉チャリティ団体として活動しています。

よって、C→A→Bとなり、正解は5です。

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03

正解は5です。

A 1909年 
「第1回ホワイトハウス会議(白亜館会議)」を開き、家庭重視の施策へと進んでいきました。

B 1951年
ボウルビィの『乳幼児の精神衛生』が発表されました。

C 1870年
浮浪児などを保護する施設「バーナードホーム」が開設され、家庭的な養育を実践しました。

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