保育士の過去問
平成31年(2019年)前期
子どもの食と栄養 問138
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問題
保育士試験 平成31年(2019年)前期 子どもの食と栄養 問138 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、幼児期の間食に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 幼児は胃の容量が小さく消化機能も未熟であり、間食は1日3回の食事では摂りきれないエネルギーや栄養素を補う役割がある。
B 幼児期の間食の量は、1日の摂取エネルギーの30〜40%を目安とするとよい。
C 「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19年:厚生労働省)では、「菓子類・嗜好飲料」は、離乳期を完了してから与えるのが望ましいとされている。
D 「平成27年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)のむし歯の有無別に間食の与え方をみると、「甘いものは少なくしている」と回答した者の割合は、「むし歯なし」に多くみられた。
A 幼児は胃の容量が小さく消化機能も未熟であり、間食は1日3回の食事では摂りきれないエネルギーや栄養素を補う役割がある。
B 幼児期の間食の量は、1日の摂取エネルギーの30〜40%を目安とするとよい。
C 「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19年:厚生労働省)では、「菓子類・嗜好飲料」は、離乳期を完了してから与えるのが望ましいとされている。
D 「平成27年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)のむし歯の有無別に間食の与え方をみると、「甘いものは少なくしている」と回答した者の割合は、「むし歯なし」に多くみられた。
- ( A )○ ( B )○ ( C )○ ( D )○
- ( A )○ ( B )× ( C )○ ( D )○
- ( A )○ ( B )× ( C )○ ( D )×
- ( A )○ ( B )× ( C )× ( D )×
- ( A )× ( B )× ( C )○ ( D )×
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この過去問の解説 (3件)
01
A 〇 適切です。
幼児は胃の容量が小さく消化機能も未熟であり、間食は1日3回の食事では摂りきれないエネルギーや栄養素を補う役割があります。
B × 不適切です。
幼児期の間食の量は、1日の摂取エネルギーの30〜40%ではなく、10~20%を目安とします。
C 〇 適切です。
「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19年:厚生労働省)では、「菓子類・嗜好飲料」は、離乳期を完了してから与えるのが望ましいとされています。
「授乳・離乳の支援ガイド」は2019年に改訂されています。
D 〇 適切です。
「平成27年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)のむし歯の有無別に間食の与え方をみると、「甘いものは少なくしている」と回答した者の割合は、「むし歯なし」に多くみられました。
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02
A ○ 適切です。
幼児は1日に3回の食事と1~2回の間食が必要です。これは成人に比べて消化機能が未熟で胃の内容量が小さいためです。
B × 不適切です。
幼児の間食は1日の摂取エネルギーの10~20%程度が適切です。
C ○ 適切です。
「菓子類・嗜好飲料」は、離乳期を完了してから与えるのが望ましいとされています。
D ○ 適切です。
むし歯の有無別に、間食の与え方をみると、「時間を決めてあげることが多い」「甘いものは少なくしている」「間食でも栄養に注意している」と回答した者の割合は、むし歯がない子どものほうが高くなっています。
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03
A 適切です。幼児は胃の容量が小さく消化機能も未熟であり、間食は1日3回の食事では摂りきれないエネルギーや栄養素を補うため、おやつなどで間食を摂るようにします。
B 不適切です。幼児期の間食の量は、1日の摂取エネルギーの「10~20%程度」が目安となっています。
C 適切です。「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19年:厚生労働省)では、「菓子類・嗜好飲料」は、離乳期を完了してから与えるのが望ましいとされています。
D 適切です。「平成27年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)のむし歯の有無別に間食の与え方をみると、「甘いものは少なくしている」と回答した者の割合は、「むし歯なし」に多くみられています。
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