保育士の過去問
平成31年(2019年)前期
子どもの食と栄養 問137
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問題
保育士試験 平成31年(2019年)前期 子どもの食と栄養 問137 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、子どもの食物アレルギーに関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 食物アレルギーの有症率は、乳児期が最も低く加齢とともに増加する。
B 乳児の食物アレルギーの新規発症の主要原因物質は、鶏卵、牛乳、大豆である。
C 乳幼児期に食物アレルギーを発症した子どもは、その後、ぜん息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などを高頻度に発症する、いわゆるアレルギーマーチをたどるリスクが高いといわれている。
D 栄養食事指導のポイントの一つとして、必要最小限の食物除去(アレルゲン除去)がある。
A 食物アレルギーの有症率は、乳児期が最も低く加齢とともに増加する。
B 乳児の食物アレルギーの新規発症の主要原因物質は、鶏卵、牛乳、大豆である。
C 乳幼児期に食物アレルギーを発症した子どもは、その後、ぜん息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などを高頻度に発症する、いわゆるアレルギーマーチをたどるリスクが高いといわれている。
D 栄養食事指導のポイントの一つとして、必要最小限の食物除去(アレルゲン除去)がある。
- ( A )○ ( B )○ ( C )○ ( D )×
- ( A )○ ( B )× ( C )○ ( D )×
- ( A )× ( B )○ ( C )× ( D )○
- ( A )× ( B )○ ( C )× ( D )×
- ( A )× ( B )× ( C )○ ( D )○
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この過去問の解説 (3件)
01
A × 不適切です。
食物アレルギーの発生頻度は乳児が高く、幼児期学童期と進むにつれ、減る傾向があります。
B × 不適切です。
乳児の食物アレルギーの新規発症の主要原因物質は、鶏卵、牛乳、小麦です。
C ○ 適切です。
乳幼児期に食物アレルギーを発症した子どもは、その後、ぜん息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などを高頻度に発症する、いわゆるアレルギーマーチをたどるリスクが高いといわれています。
D ○ 適切です。
食事療法の前提は、原因食物を用いないで調理する「アレルゲン除去食」ですが、その除去は必要最小限にすることが基本です。
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02
A 不適切です。食物アレルギーの有症率は乳児期が最も高く、その後減少していく傾向があります。
B 不適切です。乳児の食物アレルギーの新規発症の主要原因物質は、鶏卵、牛乳、小麦となっています。
C 適切です。乳幼児期に食物アレルギーを発症した子どもは、その後、ぜん息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などを高頻度に発症する、いわゆるアレルギーマーチをたどるリスクが高いといわれています。
D 適切です。栄養食事指導のポイントの一つとして、必要最小限の食物除去(アレルゲン除去)があります。医師の指導により、解除に向けて食事をしていきます。
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03
A × 不適切です。
食物アレルギーの有症率は、乳児期が多く幼児期以降減少します。
B × 不適切です。
乳児の食物アレルギーの新規発症の主要原因物質は、鶏卵が最も頻度が高く、牛乳、大豆ではなく、小麦がそれに続きます。
C 〇 適切です。
乳幼児期に食物アレルギーを発症した子どもは、その後、ぜん息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などを高頻度に発症する、いわゆるアレルギーマーチをたどるリスクが高いといわれています。
D 〇 適切です。
栄養食事指導のポイントの一つとして、必要最小限の食物除去(アレルゲン除去)があります。
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