保育士の過去問
令和元年(2019年)後期
子どもの保健 問115

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問題

保育士試験 令和元年(2019年)後期 子どもの保健 問115 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」(平成23年3月 厚生労働省)の一部である。( A )〜( E )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

・アレルギーという言葉自体は一般用語として広まっているが、その理解は曖昧である。アレルギー疾患を分かりやすい言葉に置き換えて言えば、本来なら反応しなくてもよい無害なものに対する( A )な( B )反応と捉えることができる。
( B )反応は本来、体の中を外敵から守る働きである。体の外には細菌やカビ、ウイルスなどの「( C )」がたくさんいるので、放っておくと体の中に入ってきて病気を起こしてしまうが、それに対して体を守る働きの重要なものが( B )反応である。
・ところがアレルギー疾患で問題になるのはダニの糞やダニが死んだ後の粉、つまり生き物としては悪さをしないものへの反応である。それが人間の体の粘膜に付く、または入ってくると、本来、( D )なのにも関わらず、アレルギーの人はそれに対して(  A )な( B )反応を起こして、逆に体に( E )な状態になってしまう、即ちアレルギー反応を起こす。
※「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」は2019年4月に改訂されました。
この設問は2011年(平成23年)のガイドラインに基づき出題されています。
<参考>
  • A:精密  B:免疫  C:抗原  D:無害    E:不利益
  • A:精密  B:生体  C:敵   D:無害    E:余分
  • A:過剰  B:生体  C:抗原  D:非病原体  E:不利益
  • A:過剰  B:免疫  C:敵   D:無害    E:不利益
  • A:精密  B:免疫  C:敵   D:非病原体  E:余分

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」は、
2019年に改訂されています。

・アレルギー疾患とは、
本来なら反応しなくてもよい
無害なものに対する(A:過剰)な
(B:免疫)反応であると捉えることができます。

・免疫反応とは、
体の外にいる、細菌やカビ、ウイルスなどの
たくさんの「(C:敵)」から体を守る働きです。

・アレルギー反応は、
本来体にとって(D:無害)なのにも関わらず、
過剰な免疫反応を起こし、
逆に体に(E:不利益)な状態といえます。

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02

正しい語句をあてはめると、下記の文章になります。

・アレルギーという言葉自体は一般用語として広まっているが、その理解は曖昧である。アレルギー疾患を分かりやすい言葉に置き換えて言えば、本来なら反応しなくてもよい無害なものに対する( A過剰 )な( B免疫 )反応と捉えることができる。
( B免疫 )反応は本来、体の中を外敵から守る働きである。体の外には細菌やカビ、ウイルスなどの「( C敵 )」がたくさんいるので、放っておくと体の中に入ってきて病気を起こしてしまうが、それに対して体を守る働きの重要なものが( B免疫 )反応である。
・ところがアレルギー疾患で問題になるのはダニの糞やダニが死んだ後の粉、つまり生き物としては悪さをしないものへの反応である。それが人間の体の粘膜に付く、または入ってくると、本来、( D無害 )なのにも関わらず、アレルギーの人はそれに対して(  A過剰 )な( B免疫 )反応を起こして、逆に体に( E不利益 )な状態になってしまう、即ちアレルギー反応を起こす。

よって正解の組み合わせは4となります。

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03

正解は4です。

以下が正しい文章になります。

・アレルギーという言葉自体は一般用語として広まっているが、その理解は曖昧である。アレルギー疾患を分かりやすい言葉に置き換えて言えば、本来なら反応しなくてもよい無害なものに対する( A過剰 )な( B免疫 )反応と捉えることができる。
( B免疫 )反応は本来、体の中を外敵から守る働きである。体の外には細菌やカビ、ウイルスなどの「( C敵 )」がたくさんいるので、放っておくと体の中に入ってきて病気を起こしてしまうが、それに対して体を守る働きの重要なものが( B免疫 )反応である。
・ところがアレルギー疾患で問題になるのはダニの糞やダニが死んだ後の粉、つまり生き物としては悪さをしないものへの反応である。それが人間の体の粘膜に付く、または入ってくると、本来、( D無害 )なのにも関わらず、アレルギーの人はそれに対して(  A過剰 )な( B 免疫)反応を起こして、逆に体に( E 不利益)な状態になってしまう、即ちアレルギー反応を起こす。

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