保育士の過去問
令和2年(2020年)後期
社会福祉 問76

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問題

保育士試験 令和2年(2020年)後期 社会福祉 問76 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、地域福祉を推進するための拠点の名称と、その根拠となる法律名の組み合わせとして、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 児童家庭支援センター ――――――― 「児童福祉法」
B 母子健康包括支援センター ――――― 「母子保健法」
C 市町村障害者虐待防止センター ――― 「児童虐待の防止等に関する法律」
D 地域包括支援センター ――――――― 「介護保険法」
  • A:○  B:○  C:○  D:×
  • A:○  B:○  C:×  D:○
  • A:○  B:×  C:○  D:×
  • A:×  B:○  C:×  D:○
  • A:×  B:×  C:○  D:○

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

A ○
児童家庭支援センターは、
「児童福祉法」に基づいて設置されています。
地域の児童の福祉に関する問題について、
相談、助言、援助と、
関連施設との連絡調整等を行うところです。

B ○
母子健康包括支援センターは、
「母子保健法」に基づいて設置されています。
母性並びに乳児及び幼児の
健康の保持及び増進に関する
包括的な支援を行うところです。

C ×
市町村障害者虐待防止センターは、
「障害者虐待の防止、
障害者の養護者に対する支援等に関する法律」
に基づいて設置されています。
虐待の通報や届出の受理、
虐待を受けた障害者の保護のための
相談や指導、助言、
障害者虐待の防止等に関する広報と啓発活動を
行います。

D ○
地域包括支援センターは、
「介護保険法」に基づいて設置されています。
地域住民の心身の健康と生活の安定のために
必要な支援を行い、
保健医療の向上及び福祉の増進を
包括的に支援します。

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02

解答. 2
A. ○です。
「児童家庭支援センター」は、
1997年の「児童福祉法」改正により
制度化された施設です。
家庭や市町村、里親等からの専門的な知識・技術を
必要とする相談に応じ、助言・援助などを
行う機関です。
また必要に応じて、児童相談所等の関係機関との
連絡調整も行います。

B. ○です。
「母子健康包括支援センター」は、
「母子保健法」により規定されています。
出産・子育てに関する様々な相談に応じ、
妊娠期から途切れることのない支援を行います。
また、児童福祉施設と連携し、
児童虐待の早期発見・防止対策の強化にも
取り組んでいます。

C. ×です。
「市町村障害者虐待防止センター」は、
「障害者虐待の防止、障害者の擁護者に対する
支援等に関する法律」に、規定されています。
虐待の通報や届出を受理し、相談・指導・助言などの
支援を行います。
また、障害者虐待の防止について、
広報や啓発活動も行なっています。

D. ○です。
「地域包括支援センター」は、
地域の高齢者を対象に、
心身の健康の維持、保険・福祉・医療の向上、
安定した生活のために必要な支援等を、
包括的に行うことを目的とした施設です。
「介護保険法」に定められています。

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03

正解は2です。

A 〇 適切です。
児童家庭支援センターは児童福祉施設の一つであり、児童福祉司及び、心理療法を担当する職員が配置されています。

B 〇 適切です。
母子健康包括支援センターは妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援を提供できることを目的として設置されています。

C × 不適切です。
市町村障害者虐待防止センターは、「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律」(障害者虐待防止法)で定められています。

D 〇 適切です。
地域包括支援センターとは介護・医療・保健・福祉などの側面から高齢者を支える拠点として、自治体などにより設置されている機関です

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