保育士の過去問
令和2年(2020年)後期
保育の心理学 問96
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問題
保育士試験 令和2年(2020年)後期 保育の心理学 問96 (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、幼児で被虐待を疑わせる兆候として、正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 見知らぬ大人になれなれしくする。
B 常に衣服が汚れている。
C 痩せが目立ち、給食を大量に食べる。
D 外傷として不自然な部位にあざがある。
A 見知らぬ大人になれなれしくする。
B 常に衣服が汚れている。
C 痩せが目立ち、給食を大量に食べる。
D 外傷として不自然な部位にあざがある。
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この過去問の解説 (3件)
01
A 〇 適切です。
虐待により愛着形成がうまくいかないと、知らない大人にも警戒せずに近づくといった「脱抑制型対人交流障害」が起こることがあります。
B、C 〇 適切です。
虐待の一つであるネグレクトの可能性があります。
D 〇 適切です。
身体的虐待の可能性があります。
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02
児童虐待には、
身体的虐待、心理的虐待、
性的虐待、ネグレクトの
4つのタイプがあるといわれています。
子どもはもちろん、
送迎時の親も含め、
色々な側面から様子を観察し、
対応する必要があります。
A ○
虐待を受けた子どもたちは、
アタッチメントの形成に支障を生じ、
見知らぬ大人に対しても
親しく接していく様子が
みられる場合があります。
B ○
C ○
必要な身の回りの世話を
受けることができていない場合、
汚れた衣服のまま
過ごしていることがあります。
また、家で食事ができないので、
痩せが目立つようになったり、
園の給食を
たくさん食べたりすることがあります。
D ○
叩いたり殴ったりされている場合は、
不自然な部位に
あざができていることがあります。
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03
児童虐待には、
「身体的虐待・性的虐待・ネグレクト・心理的虐待」
の4つがあります。
A. ○です。
「見知らぬ大人になれなれしくする」という行動は、
保護者との愛着形成がうまくできていない
可能性があります。
B. ○です。
常に衣服が汚れていたり、
季節に合った衣服が与えられていない、などは、
ネグレクトに該当する可能性があります。
C. ○です。
「痩せが目立ち、給食を大量に食べる」というのは、
適切な食事が与えられていない可能性があります。
こちらも、ネグレクトが疑われます。
D. ○です。
「外傷として不自然な部位にあざがある」
というのは、身体的虐待が疑われます。
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