保育士の過去問 令和3年（2021年）前期 社会福祉 問68

正解は１です。

「民生委員法」によると、次のとおりとなります。

A　○

第十四条二によると、援助を必要とする住民が、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるように生活に関する相談に応じ、助言その他の援助を行うことが民生委員の職務の一つです。

B　○

第二条によると、民生委員は、常に、人格識見の向上と、職務を行う上に必要な知識及び技術の修得に努めなければなりません。

C　○

第十条によると、民生委員には、給与を支給しないこととなっています。

D　×

第十条によると、民生委員の任期は３年となっています。

以上より、正解は、A　○　　B　○　　C　○　　D　×ですので、１となります。

解答. 1

「民生委員」とは、厚生労働大臣から委嘱され、それぞれの地域において、

常に住民の立場に立って相談に応じたり、必要な援助を行うことにより、

社会福祉の増進に努める方々をいい「児童委員」を兼ねています。

A：○です。

記述の通りです。

B：○です。

記述の通りです。

C：○です。

記述の通りです。

給与の支給はありませんが、交通費・通信費等の実費は支給されます。

D：×です。

「民生委員」の任期は「3年」です。

• 民生委員は、厚生労働大臣から委嘱され、それぞれの地域で、住民の相談に応じ、必要な援助を行い、社会福祉の増進に努める方々であり、「児童委員」を兼ねています。
• 児童委員は、地域の子どもたちを見守り、子育ての不安や妊娠中の心配ごとなどの相談・支援等を行います。

A　上記より〇です。

B　民生委員法第２条により、人格識見の向上と、職務を行う上に必要な知識及び技術の修得に努めなければなりません。〇です。

C　給与は支給されないことになっています。〇です。

D　×です。１０条より、民生委員の任期は３年です。

これらのことから、正解は１です。