保育士の過去問
令和3年(2021年)前期
社会福祉 問67
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問題
保育士試験 令和3年(2021年)前期 社会福祉 問67 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文のうち、社会福祉の相談員に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 婦人相談員は、配偶者のない者で現に児童を扶養している者および寡婦に対し、相談に応じ、その自立に必要な情報提供および指導を行う。
B 都道府県に配置される身体障害者福祉司は、身体障害者更生相談所の長の命を受けて、身体障害者の福祉に関し専門的な知識及び技術を必要とする業務を行う。
C 乳幼児を10人以上入所させる乳児院には、家庭支援専門相談員を置かなければならない。
D 児童福祉司は、児童相談所長の命を受けて、児童の保護その他児童の福祉に関する事項について、相談に応じ、専門的技術に基づいて必要な指導を行う等、児童福祉の増進に努める。
A 婦人相談員は、配偶者のない者で現に児童を扶養している者および寡婦に対し、相談に応じ、その自立に必要な情報提供および指導を行う。
B 都道府県に配置される身体障害者福祉司は、身体障害者更生相談所の長の命を受けて、身体障害者の福祉に関し専門的な知識及び技術を必要とする業務を行う。
C 乳幼児を10人以上入所させる乳児院には、家庭支援専門相談員を置かなければならない。
D 児童福祉司は、児童相談所長の命を受けて、児童の保護その他児童の福祉に関する事項について、相談に応じ、専門的技術に基づいて必要な指導を行う等、児童福祉の増進に努める。
- A:○ B:○ C:× D:×
- A:○ B:× C:○ D:×
- A:× B:○ C:○ D:○
- A:× B:○ C:× D:○
- A:× B:× C:× D:○
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は3です。
A ×
「婦人相談員」は、「売春防止法」第三十五条に定められており、売春を行う恐れある女子の発見に努め、相談に応じ、必要な指導を行います。
配偶者のない者で現に児童を扶養しているもの及び寡婦に対し、相談に応じ、その自立に必要な情報提供及び指導を行うのは、「母子及び父子並びに寡婦福祉法」で定められている「母子・父子自立支援員」です。
B ○
「身体障害者福祉法」第十一条の二の三によると、都道府県の身体障害者福祉司は、身体障害者更生相談所の長の命を受けて、身体障害者の福祉に関し、専門的な知識及び技術を必要とする業務を行うこととなっています。
C ○
「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」第二十一条によると、乳幼児を10人以上入所させる乳児院では、家庭支援専門相談員を置くことになっています。
D ○
「児童福祉法」第十三条によると、児童福祉司は、児童相談所長の命を受けて、児童の保護その他児童の福祉に関する事項について、相談に応じ、専門的技術に基づいて必要な指導を行う等児童の福祉増進に努めることとなっています。
以上より、A × B ○ C ○ D ○となるので、3が正解となります。
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02
A ×
婦人相談員は売春防止法35条により、要保護女子等の発見、相談、指導等を行います。
B 〇
記述の通りです。身体に障害を持つ方に対する情報提供や相談対応、事務所内の職員への指導などを担当します。
C 〇
児童養護施設や乳児院などに配置される職員です。児童相談所と連携して、虐待などの理由で施設に入所している子どもの保護者との連絡調整をし、家庭復帰や里親委託などをとりまとめ、親子関係の再構築を図れるよう支援します。
D 〇
児童福祉司は、児童相談所長の命を受けて、児童の保護や福祉に関する相談に応じ、専門的技術に基づいて必要な指導を行う等児童の福祉増進に努めます。
これらより解答は3となります。
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03
解答. 3
A:×です。
「婦人相談員」は、「売春防止法」第35条に基づき、
都道府県知事または市長から委嘱され、
要保護女子等の発見、相談、指導等を行う者をいいます。
B:○です。
記述の通りです。
C:○です。
記述の通りです。
他に、児童養護施設、児童心理治療施設、児童自立支援施設に配置されます。
D:○です。
記述の通りです。
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